【作家志望者必見】作家になるためになにをするべきなのか?
「死亡フラグが立ちました!」の著者、七尾与史先生のチャンネル
【映画レビュー】七尾与史【ミステリ作家】
から。
サムネに青文字でデカデカと
「短編を書いちゃダメ!」
て書いてあるやつね。
これは、完全プロ作家志望用
・インプット
小説マンガアニメ映画を見るだけではなく、実体験も大事。
「会社にいる人でも、『どんな上司が慕われるか』などでも、ストーリーが作れるよ」
とのこと。
先生の本業は歯科医師でサラリーマン経験がなく、ガチのリーマンは書きづらいらしい。
ひきこもりは「他人を尊敬したり、慈しむこと」は苦手かも。
先生も、歯科医師という専門職ではあるが、
「警察のシステムはわからないので。専門知識があると有利よー」
と語っている。
・アウトプット
見た作品は、「自分だったらどうするか」、必ず分析する。
先生もゲーム実況しながら映画レビューをしているのは、どこがよくて悪かったのか分析して発表している。
「人のために見せるためだといい加減なことが書けない」から、自分のためにやっている。
先生は、年間二三〇本、劇場鑑賞する。
劇場鑑賞にこだわるのは、人のリアクションを得られるから。
プロになりたかったら、「短編を書くな」!
多くのプロ志望者は短編書きたいだけ。
プロ志望者が短編を書くというのは、
「プロテニスプレイヤー志望者が、一生懸命バトミントンや卓球をしているようなもの」
であると断言する。
短編のスキルは、長編執筆には通用しない。
「オスカル」と「ラスカル」くらい違うと。
二作目を出さない人は、たいてい「出せない」から。
長編を書けない人ばっかりの可能性もある。
短編に必要なのはキレというが、長編にもキレは必要。
短編ばかり書いても文章力だけがあがり、物語の構成力と、物語の管理進行能力は身につかない。
長編だと、それらすべてが身につく。
これは、オレも小説口座に通っているので、刺さる部分が多い。
最近だと、みんな短編ばかりだしてくる。短編どころかショートショートばかりだ。
「あれ、誰も長編出さへんな?」
と、何度も首を傾げたものだ。
小説講座に通う生徒の中で、長編を出してくる人の割合は、体感で「三割位」しかいない。
ほとんどは長編が書けなくて挫折するか、長編を酷評されて書かなくなるかのどちらかだ。
長編出した人は、みんなデビューできたか、最終選考ノミネートしたり、いい線いった人ばかりだ。
短編でデビューできた人の中でも、やはり
「編集者から長編を求められるねん」
というご意見をいただく。
もちろん、お仕事なのでしっかりと長編を仕上げてくる。
これは、小説講座に通っていると分かる貴重な情報だ。
ネット小説が盛んになって、
「さっと読める短編がもてはやされる時代やろなー」
とオレも思っている。
ただ、書籍などまとまった作品になってくると、
「やはり長編スキルは身についていたほうがええよな」
と考えている。
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