第11話 守ってもらっていた事を知った除霊





帰りの飛行機から気分が悪くなり

無事、家に到着した時は少し寝込んだ。



きっと遊び疲れと長旅だったからだと。

なぜか両足は覚えのないアザだらけで、

ずっと胃も痛かった。



見えたり聞こえたりその他たくさん

ちょっと怖すぎる体験ばかりだったので

書こうと思いましたが苦手な人のために控えます。



こんなに毎日1人になる時間が怖いと思った事はなかった。寝る時は本当に毎日苦痛だった。


常に自分が正常運転の状態ではなかった。

 



職場の人にも気づかれるくらい私が変だった為

とりあえず周りの人に相談したら

ネットなどには載っていない口コミのみだけど

地元で有名な霊媒師さんの電話番号を教えてもらった。



早速尋ねると私の名前も相談内容も言ってなかったのに

霊媒師さんは全部把握していて


「あー海外?どこいったの。連れてきてる。現地の男の子に連れて行ってもらった時お墓通ったね。」


と言われびっくりした。

ボラカイ島で道に迷った時に現地の男の子に自分達の予約していたホテルまで案内をして連れてってもらった事を思い出した。

たしかにお墓のようなところがあったかもしれないと思った。


「あと5.6年前に男女5.6人で心霊スポットの旅館行ったでしょ。それもずっとついてるよ」


図星でした。

その時から5年前に心霊スポットが流行った時に

友達5.6人で1度だけ行ったことがあった。

たしかにそこから怖い金縛りは多々あった。



とても反省した。

その時は高校を卒業してみんなが車を持ち

遊びたくて仕方ない時期で本当に私はどうかしてた。

私が言うのもあれだけど絶対に行ってはいけないと身をもって体験した。



「今あなたの鞄の中の財布の中に入ってる緑色のなんか入ってるでしょ。出しなさい。」



私はハッとした。

私はいつもお財布に亀の小さな物を入れていて

お金が貯まるよと言われ何年もずっと大事に

お守りとして小銭入れの所に入れていた。


財布は鞄の中にしっかりしまっていたので

言い当てられたことにもびっくりした。


これですか…と財布の中から亀を出すと


「これは生きてるよ。そういうのを引き寄せていた。」


と言われすぐ除霊をしてくれた。



「あと、あなたは〇〇県(私の地元)向いてないよ。出た方がいい。」


「普通、こんだけついてたらあなた今頃どうなってたか分からないよ。でも、あなたはいつもちゃんとご先祖様に感謝しているから守護霊様達があなたを守ってくれてたんだよ。とても強い守護霊様、ご先祖様がついていてくれてる。よかったね。」


と言ってくださった。



霊媒師様にも守護霊様にもご先祖様にも感謝でしかなかった。

元から実家の仏壇に手を合わせていたりしていたけど、

それからは、改めてありがとうと1人でいる時はどのタイミングでも口に出して言うようにしている。伝わっていますように。



親から始まり出会う全ての人たち。

こんなに周りの人に支えられて感謝しかなく

感謝だけで片付けていいのかと思う。

感謝以上のものが分からないので

一生感謝し続けます。

そして誰かの助けになれればと思う。




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