第10話 ボラカイ島で学んだ知らない事が多すぎる世界




海外への決意をし行動をしたものの

なかなか計画が進まない中、

フィリピンのマニラ、ボラカイ島へ旅行に行きました。




まず初めてのフィリピンのマニラでは


ボロボロの服を着た男の子や

運転の荒い運転手

大きな銃を持ちながら歩く警察官

ショッピングモールに入るたびに検査。

ホテルに入る時はタクシーの周りを

警察犬が一周してから



初めて見る光景が広がっていた。


なんでこんなに私は知らない事が多いのだろう。




長い道のりを経て到着したボラカイ島。


海はとても綺麗で音楽があちらこちらに流れてて

お店や屋台が並びお祭りのようで、

夜になれば音楽がドンドンいっていて

クラブやあちらこちらでみんな自由に踊っていて

朝方に近づくとまたお昼のお祭りが始まる。

みんなが愉快でただひたすら楽しんだ。





夜の綺麗な海を眺めながら

自分がなりたい将来を初めて語った。



フィリピン人の友達は


「絶対なれるよ!君なら絶対大丈夫だよ!」

と言ってくれた。



そんな事を断言してくれる人は今までいなかったので、すごく嬉しかった。

叶う叶わない別としてこれが例え冗談でもいいから

私がずっと欲しかった言葉だった。



なにか自分の中のブロックが外れて

毎日大変だと思っていた生活の未来は

自分次第で輝かしいものになると気づきました。



今でも感謝しています。ありがとう。




私たち観光客が楽しく過ごしてはいたけど


よく見ると


道端では、ほぼ裸で痩せ細り砂塗れでお金をくださいと横たわる人々、小さな女性、男性、子供

しかも赤ちゃんをかかえてる人もいて

赤ちゃんを抱えているお母さんはとても痩せていて小さく子供のような大きさでした。

赤ちゃんも砂塗れで泣きもしない。


お金をあげようとすると、

「あげたい気持ちは分かるけどあげたらダメだよ」とフィリピン人の友達に言われた。



小さな男の子でもミサンガを一生懸命売ってきたり

無理矢理でも私達の案内だったり荷物を運んでくれようし、

そうやってどうにかお金を稼ごうとしていた。



痩せ細った犬を何匹も見た。



テレビなどで見たことはあったけど

改めて自分が目の当たりにして衝撃をうけた。



自分が恵まれている事に改めて気づいたのと同時に

自分の無力さも感じた。

世界中の人が幸せになるためにはどうしたらいいのだろうかと。




ボラカイ島は今までで1番感動し楽しかった場所

と同時にたくさんの事を学び、

改めて価値観を変えさせられた。



私の1番のおすすめの海外旅行先はと聞かれると

迷わずボラカイ島と答えます。










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