41. 2022年上半期ベストアルバム10選

 ありがとう2022年上半期。そんな気持ちでいっぱいになりながら、2022年1月~6月のリリースアルバムで特に好きなものを10枚選びました。上の画像が、上半期に聴いたアルバムの中で好きだと思ったものだったのですが……。334枚の中から10枚なんて選びきれないよ!(選びました。)


 ちなみに、1~5月の好きなアルバムをまとめた記事は以下の通りです。あわせてどうぞお楽しみください。


31. My favorite music 2022 so far (Jan. - Mar.)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110/episodes/16816927862081634203


36.【お聴き逃しはありませんか】おすすめ2022年4月リリースアルバム

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110/episodes/16816927862979290499


38. おすすめ2022年5月リリース+αアルバム

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110/episodes/16817139555339037286


 上記の記事以外で取り上げたアルバムについては、リンクを貼っておきますので、そちらもぜひ。


 それではいよいよ、上半期ベストアルバムのご紹介です!(順不同、特にかなり聴いているアルバムには✨を付けています)




● 1. dvr / dirty tapes

 自主リリース楽曲が、Snoop DoggやFINNEASを魅了したことでお馴染み期待の新人。

 このEPが好きってこと、親御さんには内緒だよ。そんな感じのがざがざしたインディー・ロック。まさに"dirty tapes"。



● 2. Fatima & Joe Armon-Jones / Tinted Shades

 スウェーデンのソウルシンガーFatimaと、現行UKジャズシーンの最重要人物とも言えるJoe Armon-JonesによるコラボEP。

 R&Bやネオソウル好きにはたまらない一枚。一曲当たりが長いのでEPとは言え聴きごたえあるけれど、とにかく早くフルレングスをお願いします。



● 3. Nilüfer Yanya / PAINLESS ✨

 ロンドン出身・トルコ系イギリス人のSSW。自分の音楽を実現するために、One DirectionのLouis Tomlinsonがプロデュースするガールグループの誘いを断った彼女。

 一曲目から超かっこいい。今年のベストアルバムかもしれないなあと個人的には思っています。



● 4. Tahiti 80 / Here with you ✨

 言わずと知れたフランスの5人組ポップス・バンド。

 心が晴れやかになるフレンチポップ。春の散歩では何度も聴いたし、これからの季節にも良さそう。



● 5. Organ Tapes / 唱着那无人问津的歌谣(Chang Zhe Na Wu Ren Wen Jin De Ge Yao)

 上海とロンドンを行き来して活動しているBritish-ChineseのSSW。

 聴きながら歩くとイケメンになった気持ちになるアンビエント。こんな声で歌えたらいいのにと、聴く度に思います。



● 6. S. Carey / Break Me Open

 Bon Iverのバンドメンバー、ドラムとサポートボーカルとして知られるミュージシャン。

 何もかもが美しい。お気に入りの「召されるミュージック」が増えました。ありがとう……。



● 7. Lissom / Eclipses

 イギリスのSSW Ed Tullett とフランスのピアニスト Julien Marchalによるコラボユニット。

 体の輪郭が溶けていく、こちらも召される音楽。特に予定はないけれど、さいごにはこれを聴きたい……。



● 8. FKJ / VINCENT

 フランスの音楽プロデューサー、French Kiwi JuiceことFKJ。

 相変わらずのド天才。彼の前に「音楽ジャンル」の垣根など不要。彼のピアノに色んな音楽が惹きつけられているのがわかります。



● 9. RY X / Blood Moon

 オーストラリア出身、LAを拠点とするSSW。

 ありがとうウイスパーボイス、ありがとう浮遊感……。一枚丸ごと聴き終わる頃には、海辺で召されそうな心地よさ。



● 10. Dios / CASTLE

 6/29リリース、最後の最後に日本からとんでもないアルバムがやって来た……。 

 YouTubeのレコメンドで知って好きだと思っていたら、まさかのボーカルが昔好きだったぼくのりりっくのぼうよみ(現在は”たなか”名義)だと知って驚いた3ピースバンド。先述のボーカルだけでなく、超絶技巧ギタリスト・Ichika Nitoとトラックメーカー・ササノマリイって布陣がもうすごい。彼らの、耽美ともロックとも幽玄とも言える世界観が存分に味わえるアルバム。



 どうして10枚に絞ろうなんて思ったんでしょうね。大変でしたが、上半期もよい音楽たくさんでした。下半期もよろしく頼むよ2022年……!

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