俳句20 兼題 春泥 席題 春の雪




令和六年二月十一日、句会に参加してきました。

参加者十名、欠席投句二名の計十二名での句会となりました。




思ひ出は溶け消えゆきて春の雪


一句目は席題の「春の雪」です。春の雪が溶けていく様を思い出と重ねてみました。まさしく凡人中の凡人の発想です。自分でも凡句だと思うのですが、1ポイントいただきました💦




上海の露店のかわずおけあふ


以前上海を訪れた際、朝市でタライにいっぱいの食用蛙が売られていました。店の主人が一匹ずつ蛙の頭を鋏で切っているのを見てしまい、痛がっている蛙の姿が目に焼き付いてしまいました。そんな状況を詠もうとしたのですが、私の拙い技術ではどうすることもできず、だから何?という句になってしまいました。

当然0ポイントでした(^^;;




春泥しゅんでいの工事現場に異邦人


春泥とは、雪や氷、霜がとけて地面がぬかるんでいる様の春の季語です。

最近はあちこちの工事現場や建築現場などで多くの外国人を見かけるようになりました。そんな彼らが泥だらけになって働いているという、見たまんまを詠んだ句です。

なぜか5ポイントいただきました。




春節の青森響く中国語


春節とは旧正月のことです。今年は春節に中国人がのべ九億人も旅行したそうで、なぜか青森県に人気が集中したようです。

ニュースを見て詠んだ句なのでまったく自信がなかったのですが、なぜか1ポイントいただけました。




鬼嫁に要らぬ一言春の修羅


以前結婚していたときに、ついつい妻を怒らせてしまうということが多くありました。なんで怒られているのかわからない場合もあり、女性の心は私には理解できません(^◇^;)

先生から「ユーモアがあって面白いけど、『鬼嫁』は言い過ぎ」、先輩からは「鬼嫁と季語が合わない」と忠告されました。当然0ポイントでした(^_^;)

勉強不足が露呈した今回の句会となりました(~_~;)














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