俳句10 兼題 芭蕉忌 冬  席題 冬めく






             冬

             め

             き

             て

             日

             向

             に

             猫

             の

             大

             あ

             く

             び











                セ

                |

                タ

                |

                の

                中

                に

                愛

                猫

                眠

                り

                を

                り











          鰤

          し

          ゃ

          ぶ

          に

          お

          ろ

          し

          ポ

          ン

          酢

          と

          安

          酒

          と











                プ

                |

                チ

                ン

                の

                敵

                か

                味

                方

                か

                冬

                将

                軍











             芭

             蕉

             忌

             や

             旅

             の

             行

             く

             先

             杖

             の

             先











今回の句会の席題は「冬めく」でした。

席題は即興で句を作らなければならないので、初心者には難しいです。

以前飼っていた猫が日向で寝そべり、大きなあくびをしていたのを思い出し、そのまま書きました。

案の定「単純」という評価でした。

二句目はその猫を寒い日にジャンパーの懐に入れて湯たんぽがわりにぬくぬくと私と猫が暖まるという句です。ジャンパーは季語ではないのでセーターにしました。

評価は「当たり前すぎる」でした。

三句目は、お金がないので普段は質素な食事しかできないけど、たまには贅沢に鰤しゃぶを食べたけれども、酒は普段の安い酒でしたという句です。

評価は「何かのコマーシャルみたい」でした。

四句目は、今も続いているロシアとウクライナの戦争です。プーチンはヨーロッパにガスを供給せず、ヨーロッパを凍えさせようとしていますが、ロシア軍の冬の装備、防寒対策など整っていないようで、この冬をどう乗り越えるのかという句です。

評価は「時事川柳みたいだね」でした。

最後は兼題の「芭蕉忌」、素人にはとても難しいお題でした。

歳時記に載っている松尾芭蕉の銅像を見ると、杖を持っていたんです。

ああ、この杖と共にあちこちを旅したんだなぁ、この杖の先が芭蕉の赴く先なんだなぁ。まるでこの杖が道案内してくれているみたいだと思い、この句を作りました。

評価は「物足りない」でした。

今回はどれも駄句凡句でした。

これが今の私の実力です。

う〜ん、難しいなぁ。














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