第5話 魔法を使おう

そういえば、さっき魔法使えたよな?と思った俺は、


魔法の発動条件や威力を調べてみることにした。


まず最初に、唱えてみる。


「聖魔法!【ヒール】!」


唱えると、スライムの体が緑色の光に包まれ、先ほどの戦いの傷が


きれいさっぱり消え去っていた。成功らしい。


次は、頭の中で念じてみる。


(精霊魔法!【フレイム】!)


魔法はしっかり発動した、が…


「はは…なんだよこの威力…」


打った方向に100本ほど生えていた木が、


すべて消滅していた。


「最下級魔法にしといてよかった…」


こりゃだめだ、魔法は全く使い物にならんわ…


よし、とりあえず俺の魔法は全部試したから、次は新しく仲間になった


スライムの魔法の威力と効果だな。


「スライムにお願いなんだが、使える魔法全部使ってみてくんね?」


(わかったー!【粘魔法】!)


とスライムが唱えると、スライムの体から一本の触手が生えてきた。


(硬化!)


先ほど粘魔法で出した触手が、まるで刀のように固くなった。


「ちょっとそこの岩きって見てくれる?」


と俺が10mぐらいの大岩を見ながら言うと、


(わかったー)


と言って一瞬で切り裂いてしまった。


「oh…」


これもまた使いどころが難しいな…


ガサガサ!


ん?何の音だ?


っ!やべぇ、あれは…


そう。たった今俺たちに迫ってきていたのは…



______________________________________

スライムちゃんの名前、募集してます!


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