第6話 人間
「ここから飛んできたよな?」
「たぶんな」
やべぇな、多分俺のこと狙ってやがるぞ、あいつら。
何でわかるかって?そりゃモ〇ハンとかじゃあドラゴンの素材っていえば
最高級の素材だ。
しかもまだ力の弱い幼体なんてなれば、絶好の獲物だろう。
「まず戦うためには、相手を分析すること」って誰かが言ってたし、俺はまず相手を
観察することにした。
相手の数は4人で、その中に剣士らしき奴が二人、魔法使いらしきのが一人、
武闘家っぽいやつが一人。
正直言おう。勝てる気がしない。
というわけで、戦略的撤退だ!逃げるわけじゃないぞ!
あくまで戦略的撤退だぞ!
ガサ
あっ
「あっちだ!」
バレたー!
(まかせてー)
おい!何する気だ!?勝てるわけないだろ!逃げろ!
(粘魔法LV2!【
アロンアルファ!?なんだそのふざけた名前は!?
と思ったけど、どうやら魔法はしっかり発動したらしく、
「な!?足が動かん!?」
「靴が地面に…」
「やべぇぞ!もし今魔物が来たら…」
「あ…」
「だだだ、大丈夫だ!ここらにはスライムしかいない!」
「でもさっきなんかやばい魔法がt「気のせいだ!」」
残念、気のせいじゃないんだなぁ、これが。
無駄な殺人はしたくないんで、お引き取り願おうと思う。
とりあえず相手の前に出てみる。
「ひっ!?ド、ドラゴン!?」
「もうだめだぁ・・・おしまいだぁ・・・」
「大丈夫だ!成龍じゃない!」
意外と平気そうかな?よし、ちょっとビビらすか、
(精霊魔法!【フレイム】!)
フレイムで近くの木を焼き払って、
相手に帰れとジェスチャーする。これで帰るだろ
「・・・帰れってことですか?」
頷く
「み、みんな!早く帰りましょう!」
「はいはい、帰ります」ニヤァ
ん?なんかあいつ笑ってね?
「よ!」
あぶねっ!
怪しいと思ってたらこいつ急に切り付けてきやがった!?
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