第3話
コブシーガ・フルエルーノの自宅
「今日の晩飯は最近ブームの茹でたスリッパにしよう。」
とフルエルーノが考えていたとき
ドンぶらこっこドンぶらこっこ
と扉を叩く音がした。
「うわぁぁあ!だぁーれだ!?」
フルエルーノはそーっと扉を壊すと向こう側にいたのは例のチンピラだった。
「Hi!見つけたねコブシーガ・フルエルーノ!I will 拉致!」
「うわぁぁあ!やめておくれよチンピラ!俺の御心に反すると言うのだなぁぁあ!」
「meの得意分野は拉致ね!これから国家重要機密をtalkingしちゃうから来てもらおうか?」
フルエルーノはなぜチンピラが国家重要機密を知ってるのか不思議に感じたが考えたら負けだと思ったのでされるがまま拉致られた。
目が覚めたとき、フルエルーノは例のしらたき屋の前に寝ていた。そして隣のチンピラはすね毛をむしっていた。
「Hi!さて国家機密を話しちゃうよ!歯を食いしばりな!」
「いや、お前国家機密をしらたき屋の前で喋っていいのかよ。」
「安心するでしょね。しらたき屋の親父はもう…。私が亡き者にしてやったね。」
「!?」
見るとそこには無残な姿なシラタキーヌがっ!?
「どういうことだぁ!?物語の展開がさっぱりわからないぞぉ!?貴様っ!結局俺に何を伝えたいんだぁっ!」
「落ち着けクソガキ。実はこのごろある一部の爬虫類が巨大化しつつあるね。原因は知ったこっちゃないね。まだ世間にはそんな知られてないね。だがやつらは危険ね。今のうちに駆除しなければならないね。協力するよなぁ?フルエルーノ?」
「はぁ!?なんで巨大爬虫類駆除に俺が雇われなきゃいけないんだよぉぉお!?俺はやだよぉぉお!おうちでゴロゴロしてたいよぉ!」
「落ち着けクソガキ。」
「次それ言ったら殴る。」
「奴ら爬虫類は我々と違い変温動物。極度な熱に弱いね。つまり何が言いたいか。それはお前の必殺技「ブルブルコブシ」だったら奴ら変温動物は熱に耐えきれず倒れるってことね。」
「なるほどなぁ。ちなみに爬虫類駆除のメンバーは何人いるんだ?」
「今のところ俺含め4人ね。」
「はは…。じゃ俺はおうちに帰るわ…。」
「ほう?それもいいだろう。だが協力しないとなれば国家反逆罪で貴様はきっとおうちではなく一生牢獄でゴロゴロすることになるだようね!」
「こいつ!?。仕方がないねぇ、協力してさしあげよう。そのかわり…」
その瞬間そばにあったマンホールから得体の知れぬ結構長めな蛇のようなものが飛び出してきたっ!
「ぬぅん!?いかんぞ。これが奴ら爬虫類共だ!」
「まてまて。てっきり恐竜サイズなのかと思ったら人間サイズじゃあねぇか。」
「お前アホね。そんなでかいのいたら今頃大ニュースね。奴らは人間サイズだが戦闘力は凄まじいね。早速奴ら攻略のお手本見せてやるね。」
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