第18話絵なしの地図

一応国を紹介していきます

ヒューマン以外の国については種族間で争いあうことが多いので詳しい情報はありません。

ヒューマン三大国家のみの紹介です

国の影響範囲は大まかなもので、細々した国は範囲の中にもいっぱいあります。



北領同盟王国

主人公の生まれた国。

三大国家の中で一番北の位置にある。

形は宮崎県を少しだけ縦に縮めたような形をしている

西から北は海に囲まれていて、島々が無数にある。

北から北東は人種が存在していない氷の山々【命の境界線】がある。

東から東南は【深緑の闇】と呼ばれる大森林があり、

主人公の村はこの大森林に隣接している。

東南から西までは大河が流れている

そして北の山と大森林の間に少しだけ平地がある。

山脈と平地、大森林の向こう側にエルフの大国があるが、現実的に軍を進めれる場所が互いに小さな平地一箇所しかなく、もちろん互いに防備を固めているため攻めた側が高確率で負ける状況になっている。

そのため現在は相互不可侵条約が結ばれており、友好国という位置付けになっている。



ゲオルグ正教法皇国

ゲオルグ正教の本部

ヒューマンの間でかなり信仰されている宗教

宗派は数えきれないほど細かく分かれているが

(ヒューマンこそが人種の完成形である。

そしてその我らヒューマンこそが世界を統一し、他の人種を管理し導いていかなければならない)

というところは共通している。

形はほぼひし形である。

ひし形の中央に【聖湖】と呼ばれる馬鹿デカイ湖があり【聖湖の大精霊】が住み着いている。

ヒューマン以外の国から大変恨まれている国ではあるが周りは海とヒューマン国家に囲まれているため直接攻められることはない。

大河を使うにも大精霊と遭遇する可能性があるため現実的ではない。



中天帝国

現在確認されている最大の平原【蒼華火平原】の覇者

この大平原には【草原の大精霊】がおり、初代中天帝国君主つまり今の帝はこの大精霊と契約することに成功している。

三大国家の中で唯一川より内側のヒューマン国家を全て併合している国である。

国内には大小無数の平地があり、本来は農地には困らない土地柄なのだが、戦乱の爪痕はひどく、あと十数年はまともに農地開発をできない状況にあり、食糧難が今でも続いている。

また国家統一はされているものの完全には固まりきれておらず国内にはまだ多くの問題を抱えている。

西から北まで大河

北北東には大陸最大規模の火山地帯を国に作り変えたドワーフの難攻不落国家【デ・ディバルド】がある。

そこから東まで山々が続いていく。山々は東に行くにつれて低くなっていく。

山の終わると【海龍の怒り】と呼ばれるとても深い渓谷がある。鋭角が三十度の二等辺三角形の形でパックリ大陸が削り取られている。

鋭角の先端では確認されている中で最大の高低差の滝【登龍門】がある。由来は機会があれば。

その向こう側には魔人の国があり、たびたび戦争になっている。今は膠着状態。

そして二等辺三角形の中、海になっているが、そこに魚人の国がある。

二等辺三角形の端から西まではすべて海になっている

形は将棋の駒を横に少し細くして、その先端を左に倒したような形。



他にも中小規模のヒューマン国家は多数あるがここでは割愛。

北領同盟王国、ゲオルグ正教法皇国についてはいくつか隣接しているヒューマン国家があるものの勢力圏としては大河を基準に考えて問題ない力関係になっている。


北の大山脈から大河が流れ出ていることはわかっているが、他にも源流となるものがあると言われている。大河は平地と大森林を通る形で南下していき、ヒューマン三大国家をyの字のように分断している。

上の分かれ目に北領同盟王国

左がゲオルグ正教法皇国

左が中天帝国

という感じである

【登竜門】の滝の水は一応yの大河から流れて来てはいるが、大河というほどの水量でもなく、大河にすらなっていないのでx型ではなくy型で説明しています。


軍事面


中天帝国

北領同盟王国

ゲオルグ正教法皇

という順番


国の大きさは

中天帝国

ゲオルグ正教法皇国

北領同盟王国



中天帝国は騎乗部隊が有名な軍で、物量戦法が基本

この世界では騎乗できる生き物はなんでも使う。

馬のような生き物ウール(地域により特色あり)、猪、狼、竜などいろいろである。



北領同盟王国は歩兵中心の軍、個人のを実力重視している。少数精鋭の思想。というよりも土地柄の問題でそうせざるを得ない。民間人までこの思想は広まっており、寡兵でも他の国の正規兵に迫るほど強い事もしばしば



ゲオルグ正教法皇は中間タイプ。

精鋭騎士団と信徒集団を軍として用いる。

血統を重視する思想であり、精鋭騎士団はどこの国の精鋭と比べても引けを取らない。

信徒集団は法皇の号令で集めることができる、その名の通りの信者の軍である。

北領同盟王国と中天帝国がゲオルグ正教法皇国に容易に攻め込まないのは、精鋭騎士団より信徒集団を嫌ってだと言われている。



奴隷はヒューマンの国ではどこでも暗黙のうちに認められている。

過去何人かの転生者達が改革しようとしたが失敗した歴史がある。

ヒューマン以外の人種の国でどうかは詳しくはわかっていない。



だいたい設定としてはこんな感じです。

色々と雑ですが許してください。

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