あとがき
味覚というものは個人差があって人それぞれの拘りというものもあります。
例えば焼きそばパン。
最近は街のパン屋さんで一個数百円もするような高級焼きそばパンが売られています。ふわふわしてしっとりとしたパンに、美味しいソースがしっとりと絡まった焼きそば、ちょっと良いお肉と野菜、それからもちろん青海苔と紅生姜も入っています。
でも子供の頃に食べた一個百円もしない
でも安くても乾いていても美味しかったのです。
子供の頃の味覚はずっと残るのではないかと思います。今はどこにでも便利でお手軽な食品が売られています。短くて限られた時間と予算で毎日ご飯を作る主婦(主夫)の正義の味方です。
ただ私は思うのです。日本中の家庭の味が同じになってしまうのではないかと。その味で育った子供は似たような味覚になってしまうのではないかと。
だからほんのひと手間、時間にしてプラス5分でも10分でも手間を加えて自分の味に改変したいなと。
昔、焼きそばパンにソースと青海苔を自分で増量していたところに、この拘りのルーツが有るのかも知れません。
さて、本作のタイトルはこのあとがきを書いている時点では「食べるもの・作ること・食べること(仮)」ですが、変更を予定しています。
・鋤焼き
・すきやき
・焼きそばパン
・食をめぐる三者三様の物語
・牛脂
・牛脂食べるか食べずに残すか(←有力候補)
などの候補を考えています。なお、私は牛脂食べる派です。
(追記・その後タイトルを「牛脂食べるか食べないか」に変更しました)
本作中には疫病や
以上このあとがきをもって本作は完結といたします。最後までお読みいただきありがとうございました。
2020年6月 柏堂一
牛脂食べるか食べないか 柏堂一(かやんどうはじめ) @teto1967
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