いつでもそうだ　報われない

君は誰かを見ていて　誰かを見ている君に恋をする

気持ちを口から吐き出し　例え適当な関係でも

離れる怖さよりはマシだと飲み込む

誰かを見ている　その横顔を

どうにか私へ向けたいと思うけれど

身の程しらず　叶わない

逆に傷ついては　逃げ出すばかり

目を背けているだけ　本当は分かってる

1番が自分じゃないけど　適当に相手はしてくれる

形になり切らない恋を　抱いて愛でて　捨てられず

いばらの道で立ち往生

君は言う

君が溺れていたとしても　浮き輪は君に投げてあげられない

君は言う

抱きしめて欲しいと思うのは君じゃない

いつの間にか　適当な時間が過ぎてしまった

とてもとても　長い時間

今度こそ　君に伝えよう

君を好きだった時間と一緒の数だけ

10年分の　サヨウナラ

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