応援コメント

10 幽霊は明日を歌わない」への応援コメント

  • 面白かったです!

    途中、会話文が誰かわからないところがあったんですが、この作品だと、あまり説明くさくすると野暮になるという印象を受け、多分これで合ってると思います。

    地名や銘柄など固有名詞を用いる事で舞台や小物に「リアル」が与えられており、同級生との他愛ないやり取りも含めた非アニメ的な等身大の女子高生が描けているのがニクいと思いました。

    それとは引き換えに、主人公のドライでシニカルな内面が動きの少ない物語の中に、色を与えていて、所見で、「化物語」好きな方だわ! と見抜かせて頂きました。

    程よい距離感の登場人物達の会話が青くも爽やかで、ふふって笑っちゃいました。

    綺麗なラストで良かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    愛ある感想とてもうれしいです。

    会話文が分かりにくいというのは以前指摘されたことがあるので、今後意識していきたいと思います(でもこれで合ってる、っとも書いていただいてますね。意識して味がなくなっちゃったら……難しいところ)。

    等身大の女子高生、書けてましたか?笑
    ぼくが高校を卒業してから10年以上経っていまして、今時の女子高生がこんななのか全然わかりませんが、イメージで書きました。笑

    化物語、好きです!
    でも原作は全然読んでおらず、アニメは全部観ています(数少ないぼくの観たことのあるアニメのひとつです)。
    くだらないけど引き込まれる会話が意味もなく長々と続く感じ、影響されてるかもですね……おこがましいかな、それは……

    コメント読んで元気が出ました。
    ありがとうございました!


  • 編集済

    率直コメント企画に参加いただきありがとうございます。

    率直に申し上げます。素敵な結末でした……(笑)
    冒頭から、どうなるんだろう?と興味をリードされて
    この結末には、なるほど良かったねぇとホッコリしました。

    ただその分、ちょっと中盤が冗長だったという印象は抱いてしまいました。
    正直、仕掛けがなかった中盤については、かいつまみながらほぼ飛ばし読みしました。
    一人称で滔々と周りの状況を説明する局面が多々ありましたが、文字数稼ぎかな?と思ってしまうような、結実のない情報ばかりだったと申しましょうか。

    気になる点と言えば、
    会話文においての没個性も、読み飛ばす原因になりました。
    二人の出会い頭の掛け合いからすでに、どちらがどちらだか判断つかないセリフ回しだなぁと幾度か読み返しもしました。

    一人称の女の子が語る地の文が、そのまま延長されたような語り口で
    埋没してしまっているような退屈さを感じたのも事実です。
    口述の際に見え隠れするその人物の思考、そして結論を導き出すテンポや順番などが、
    地の文と差異なくて、一緒くたになって埋没している印象ですね。

    会話は個性がとても表現できる部分だと思うので、
    かりに同じ事をしゃべていても、この人物ならばこの言葉ではなく、こっちの言葉を選ぶ、
    結論から先に言ったり、まず相手を揶揄したり、同調したうえで反論するタイプだったり、
    相槌ではなく一回り先んじた結論をのべて相手を封じ込める性質……だったり
    タイプなど無数にありますよね。
    会話文においても、結論の導き方や思考の重点などで、違う人物であることをもっと際立たせて貰いたかったなと、思いました。

    冒頭にでてくる肝試しの女子グループの小話も、主人公が幽霊を認めない根拠としてあれだけの文字数を割いていたので
    ある種のファクターとして、もう一度なんらかの影響を及ぼしてくると予想していたので肩透かし感もありました。

    2万字という短編だからこそ、もうすこし無駄なく煮詰めて
    出している情報をすべて上手く活用していれば
    もっと面白いのに勿体ないなと、率直に思ってしまいました。
    二人の始まりとラストは本当に素敵でした。

    作者からの返信

    丁寧なコメントありがとうございます!

    >ただその分、ちょっと中盤が冗長だったという印象は抱いてしまいました。
    これは本当自分でも思います。削れるとこ全然あるじゃんっていう。

    >文字数稼ぎかな?
    言い訳みたいな感じになるので説明するのもあれですが……一応。
    文字数を稼ぎたい気持ちは全然なかったです。
    強いて言うならば全部書き上げて分割したわけではなく、ゴールに向かって毎週書いて載せる、っていう形式をとっていたため、全体で見た時のバランスがどうなるのかよくわからないまま進行していたっていうのがありますね。
    この辺は他のカクヨム(というかwebで連載できる場所全般)の作者の方どうされているんでしょうか。
    なので、書いているときには気づかなかったけれど、終わってみればなんだか贅肉が、みたいなことになってしまいました。

    >会話は個性がとても表現できる部分
    めちゃくちゃ悩みました。
    現実にそんな奴いないだろ、っていうキャラを作りたくない葛藤があって、例えば「わたし、あなたが好きなのよ」という台詞があったら「今時『なのよ』なんて言わないだろ」とか考えてしまうんですねぼくは。
    かといってみんなが同じような口調でも面白くない。ってことで言葉選びとかテンポとか、になるんですよね。ぼくが出来ていない部分に気づけました。
    この指摘も踏まえて改訂版をいずれ作れたらいいなと思ってます! でもこれはぼくが初めてカクヨムで書いた作品としてこのままにしておこうと思います。

    >素敵な結末でした
    救われます。笑

    より作品としてよいものに昇華できるよう、また今後そういうものが書けるよう意識することがたくさん見つかりました。
    約二万字を読んでいただき、丁寧なコメント本当にありがとうございます。

  • 良い風の吹く物語でした。
    二人のやりとりがテンポよく心地良かったです。

    作者からの返信

    書き切ることができてほっとしています。コメントや応援、本当にありがたかったです。
    坂水さんのコメント、誰かに自慢します!笑