第429話 ゲームのグラフィックはそこまで大事?
結局のところ、ゲームは中身なのではないかな、と思うことがある。
よく、ゲームではグラフィックに関する論争が起こるが、そういうのは些細な問題ではないのか、という話である。というのも、実際にゲームをプレイしている最中には、グラフィックなど気にならないからである。たしかに、初めてそのゲームに触れて、最初に遊ぶ数時間は意識しているかもしれないが、それがずっととなると、いちいち映像が綺麗だなどと思ったりしない。ときどき、ゲームの趣旨とは異なることをしていて、ふとした瞬間に、ああ、上手い表現だな、と思うことはあるが、やはり映像という視覚的な作用には慣れてしまうのだろう。
逆に、グラフィックがしっかりしているからこそ、綺麗だと感じなくなるということも考えられる。つまり、神秘的な空間にずっといれば、それが当たり前になるという話である。一面の銀世界で長い間生活していたら、初めこそ素敵だと思うが、段々とその白さは背景となってしまうだろう。
ゲームは、ゲームなので、ゲームらしくあってほしい、と個人的には思う。リアリティがなくても良いので、それらしい、外連味のある表現が望ましい。
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