第315話 漫画はどこまで読んだら良いのか……
漫画を読むときに、どこまで読んだら良いのか分からなくなることがある。たぶん、同じ症状(と呼ぶのは変かもしれないが)になったことがある人も、一定数いると思われる。
漫画にはまず絵があり、そこに吹き出しが付け加えられて、その中に文字が並んでいるという構造になっているが、絵と文字という二つの表現方法が混在していることが、漫画を読むのを困難にさせる原因だと思われる。要するに、文字の内容を理解したあとで、絵をどこまで詳細に眺めたら良いのか分からなくなってしまう、ということである。
同じ文字をずっと眺めていると、だんだんとそれが何を示す文字なのか分からなくなる、所謂ゲシュタルト崩壊と呼ばれる現象があるが、それに近いものを感じる。普通に漫画を手に取って、なんとなく読もうとする分には(実際には、そんな意識ははたらいていないのだが)、何の不具合も感じずにすらすらと読めるのだが、集中して読もうとすればするほど、まったくといって良いほどページが進まなくなってしまう。
ゲームには、大抵の場合制限時間があるので、そういった症状が表れたことは今のところない。
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