第248話 厳しさ甘さ何処に向かう
自分に厳しく他人にも厳しい人と、自分に厳しいが他人には甘い人、さらには自分に甘く他人にも甘い人と、自分に甘いが他人には厳しい人だったら、どれが良いだろうか。
基本的に、自分と他人の間に差がない方がフェアなので、自分に厳しく他人にも厳しい人と、自分に甘く他人にも甘い人は、周囲から白い目で見られることは少ないように思える。自分に厳しく他人にも厳しい人は、何においても厳格だから、ストイックに成功を求めているように見えるし、自分に甘く他人にも甘い人は、自分が失敗しても、他人から許される可能性が高い。
一方で、自分に厳しいが他人には甘い人と、自分に甘いが他人には厳しい人は、どちらとも自分と他人の間に差があるが故に、フェアとはいえない。しかしながら、この内周囲から白い目で見られるのは、おそらく後者だけである。自分に厳しいが他人に甘い人は、どちらかというと優しい人という印象を受けるのではないだろうか(それが本当の優しさかどうかはともかくとして)。一方で、自分に甘いが他人には厳しい人は、単純に嫌な奴だと思われるに違いない。
私は、自分に甘く他人にも甘い人である(それでどうこうというわけではなく、実際にそうだという話)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます