第180話 反対のことも同時に
躊躇するべきことをどうしてもしたい、もしくはしなくてはならないときは、それとは反対のことも同時にすることで、リスクが低下する。
たとえば、道を歩いていて、本当は見てはいけないものが視界に映り、それをどうしても見たいと思ったときには、まずはそれがあるのとは反対側を見て、それから本当に見たい方を見ると良い(そんな状況があるのか疑わしいが)。こうすることで、そうしている自分をほかの誰かに見られても、その人は自分がどちらに興味を示しているのか分からないから、リスクが低下するといえる。
上記の意味とは少し違うが、反対のことを同時にするというのは、ほかの場面でも活用できる。たとえば、あることについて詳しく知りたいと思ったら、本を買うなり、インターネットで調べたりするわけだが、そのときに、肯定的に書かれたものだけに目を通すのではなく、否定的に書かれたものにも同時に触れると良い。さらに、そのどちらの意見でもない、中立的なものにも触れると、かなりバランス良く自分の考えを纏めることができる。
ただし、何でもかんでも反対のことをすれば良いというわけではない。
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