第136話 認められる努力を
社会的に認められていないものは沢山あるが、認められていないのだから仕方がない、というスタンスでいると、いつまで経っても認められないままになる。
かつての社会では、ゲームをプレイしてお金を稼ぐ、いわゆるゲーマーと呼ばれる職業は存在していなかったが、現代では一つの職種として認められている。これには、ゲーム会社が規模を広げたことと、ゲームを下支えする技術が大きく進歩したことが関わっていると考えられるが、会社を支えるのも、技術を生み出すのも、すべて誰かが行ったことである。そういう人たちが努力したから、現在ではゲーマーが職業として認められるようになったのであり、その誰かの努力がなければ、現在の状況はなかったかもしれない。
大した理由もないのに、なぜか認められない場合というのは多くある。麻薬など、人間に明らかにマイナスの効果を齎すものは困るが、そうでないのであれば、認められるように努力する意味はあると思う(本当は、認めない側に問題があるのだが)。
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