第13回「了(飛び込み)」















フフフフ…


読者ガメンノムコウ皆様アナタ


声が届きキコエテいますか?


ワタシ無生ムウ


ヲワリ案内人ストーカーです


皆様アナタお会いヲハナシするのは今回コレ二度目ニドメですか?


え?


まだ初回ハジメテですか?


そうでしたね


元々ホントウ(仮)コッチ最初サキ完結ヲワリムカえる予定ハズでしたね


この後アト貴音真サクシャ罰を与えアヤマラセます


それはさておき


この【短篇集(仮)カッコカリ】という作品ヲハナシ如何ドウでしたか?


恐怖コワかったですか?


愉快タノしかったですか?


理解イミ不能ワカラなかったですか?


フフフフ…


この作品ヲハナシみ、ナニカンじ、ナニヲモうか、それは一人々々ソレゾレ解釈コタエがあるとヲモいます


ところで、皆様アナタは、こんなコト耳にしたキイタことありませんか?



この話コレはあくまでも風説ウワサです


しかし、火の無いところに煙は立たぬナニカガナケレバそんなモノツタわる理由ハズがありません


現代イマならともかく過去ムカシはそう容易カンタンには流言ウソ拡散ヒロめることは不可能デキナかったものです


では何故ドウシテこんな風説ウワサ拡散ヒロまったのでしょう?


おや?


貴音真サクシャ下記ココ小説ヲハナシ纏めたカイタみたいなのでワタシ消えカエリます


また今度イツカお会いヲハナシできることを心待タノしみにしています


フフフフ…










【短篇集(仮)】

第13回「飛び込み」



 私には、川原や川に架かる橋を見るとどうしても思い出してしまう記憶があります。

 あれは、私が小学校4年生の夏休みの出来事でした。


 その頃の私はまだ泳ぎが苦手で、プールでも10メートル泳げるかどうかという感じでした。

 そんな私が、学校のプール教室の帰りに友達と一緒に川遊びをしていたときのことです。


 友達も私も大して泳げないものの、互いに川はだと知っていたので、足を滑らせても流されることのない完全に浅瀬しかないところで遊んでいました。

 暫くすると、そこから50メートルくらい先にある橋の上にお兄さん達が五人くらいいて、順番に橋の下の川に向かって飛び込んで遊んでいました。


 私はそれを見てなぜかがしたものの、それがどうしてだったのかは分かりませんでした。

 友達もお兄さん達が飛び込んでいるのを見て危ないのにねと話していましたが、私はなぜのが危ないのかは思い出せませんでした。

 友達の言ったは、恐らく飛び込むと溺れるくらいに考えていたハズです。


 それから10分も経たなかったと思います。


 楽しそうに遊んでいたお兄さん達が急に大声で叫び始め、救急車や病院というワードが耳に入ってきました。

 気になった私と友達は遠くから見てみると、一人のお兄さんが、顔や喉の辺りから大量の血を流していました。


 それを見た私はの理由を思い出しました。

 それは、私の兄が通う中学校で先生が生徒にした話を兄が私に聞かせてくれた話でした。


それは………



「あの橋で飛び込みするのは危ないからやめろってさ。幽霊が出るらしいぞ。」


「お兄ちゃん!やめてよね、ウソで脅かそうするの。地元なんだから幽霊出るとかだったら私も聞いてるはずだもん!!」


「ははは、パレたか……まあ、ほんとのところは、あの橋にはたまに大きめの枯れ木やら枯れ竹が流れてきて、飛び込んだときにそれが流れてきたら引っ掛かったりして怪我するからだってよ。ま、お前は泳げねえからやんねえだろうけど、友達に言っとけ。」



 恐らく、あのお兄さんは飛び込んだ瞬間にが流れてきて、突き刺さってしまったのだと思います。


 そのお兄さんがどうなったのかはわかりませんが、夏になると橋の上に花が置いてあったりしていたので、恐らく亡くなったのだと思います。


 その出来事があってから、あの橋ではが出るという噂があります。






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