どうして僕は
ベッドの
涙を滲ませ声を押し殺す弟は、憎く哀れで愛おしい。
本能のままに弟の身体を揺らす。揺すられる衝撃で溜まった涙が目尻から枕へ伝ってゆくのを見た瞬間、醜い欲望に火がついたのがわかった。
コイツはどうして
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