若い
かいようくん
第1話
熱いお湯に足だけを入れて後ろから聞こえる水音に気を置いた。
狭いお風呂のお湯に足だけを入れて座っている。
まだ初々しい僕らは一緒にはいるだけで緊張して声も出せない。
「見たら怒る?」
僕の当たり前の質問は当たり前だからなんて答えるかはわかっていた。
「怒る……」
「そっか」
僕は振り返った。
「あ、見たぁ……」
「嫌い?」
「す、好き……」
嘘だ。僕は慣れてる。
「俺もだよ。」
「触って……」
僕の手は彼の陰部に伸ばされた。
「おっきくなってるよ。」
「仕方ないだろ」
「ほらほら、これすきだろ」
彼は嬉しそうに「別に……」という
「僕は好きだよ、」
「女の子はよく分からないや……」
「やらせてるくせに……」
「でも、彼女が怒るよ」
彼は僕にそういった。
若い かいようくん @seirohakiss
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