ステータス
「分かりました、少々お待ち下さい」
天音は一度、電話のアプリを止め、アリシアの電話アプリに切り替える。
「アリシア、緊急の任務だけど受けてくれる?」
(なんか、わたし緊急性の高い任務ばかり当てられてるような……)
別に不満はないが、普通は作戦を伝えられ、それ相応の準備をした上で任務のはずなのに……それらしい任務をしたのは初めての任務以来ない。
AD戦も難易度に対して準備が足りなかったくらいだ。
今後、真っ当な任務が回ってくる事はないかもと薄々思い始めた。
そうだとすると、 それに関しては諦めるしかない。
「任務の内容は?」
それを聞いた時、天音は歯切れが悪そうに沈黙し何か憚るように口を塞ぎ、顎に手を当てる。
(変な事聴いた?)
そう思ったが「任務の内容は?」と聴いただけだ。
それで変な事を聴いた事になるなら、大抵の言葉が変になるのでそれは流石にないはずだ。
そうなると任務の内容が中々、奇抜なのかも知れない。
「その……信じられないと思うけど……」
(天音さんにしては珍しく逡巡したような物言いですね。いつもなら結論を先に出す天音さんをそこまでさせる任務とは、一体なんなんだろう?)
「作戦は討伐。討伐対象はオーディンよ」
(オーディン?聴いたことのない兵器だね。この世にある兵器は大抵、頭に入れたはずだけど、大戦中か前に作られた極秘兵器ならわたしが知らない可能性もあるかな……)
「それはどんな兵器ですか?」
アリシアが再度、聞いた時、天音はまた、難しい顔をした。
(何だろう?何でそんな困った顔してるんだろう?変な事言ってないよね?)
さっきから天音の様子が可笑しい。
ここまでハッキリしない天音は初めて見たかも知れない。
「……これがさっきオランダから送られてきた画像よ」
百聞は一見にしかずと言う事のようだ。
余程、口では説明できない事らしい。
天音からアプリを介していくつかの画像が送られ、そこには複数の人影があった。
人影とは言うが大きさでAP級の大きさの蒼い炎を思わせる鎧を着た人型が4機とその後方に蒼い炎を思わせる鎧を着た50m近い巨大な人型が1機いた。
何かの兵器とも思ったが、体つきは機械と言うよりは人間の曲線に近く炎の衣装を凝らしたような鎧に巨大な青黒い槍を携えている。
4機は10m前後の金髪の女性型で槍を振り回し、防衛当たっているAPを槍で貫き槍先から放たれるレーザー(?)でAPを薙ぎ払う画像も見受けられる。
その巨大な女性はどれも整った顔立ちで美女達だ。
どこか人間離れした美しい容姿に思え、まるで神が創った精巧に造られた造形物のような美しさだ。
その表情は非常に人間に近く機械的な表情の模倣ではなく有機的な顔だと理解できた。
そして、彼女らの背後にいる巨大な男は左目に眼帯をした独眼の巨人であり、筋骨隆々な体付きに鋭い眼光、白い髭を蓄えた初老の男だった。
男は天高く槍を向けるとその先から稲妻のように疾るレーザー(?)を放つ。
稲妻のような乱雑な軌道を取りながら、迫り来る無数のAPをコックピット如貫く。
なぜ、画像しか無いのか、分からないが多分、撮影したAPが直後に撃ち落とされ、動画と呼べるモノを作れなかったからだと考えられた。
それほどの圧倒的な敵と言うことだ。
「何ですか?彼らは?」
「本人達曰く、オーディンとワルキューレらしいわよ」
「それって、北欧神話に出て来るあのですか?」
「彼らが言っている事が正しいならそうでしょう」
なるほど、道理でハッキリしない訳だと理解した。
そんな空想の存在がいきなり現れました。なんて説明したら、普通は信じないからどう説明すればいいか、困ってたのだろう。
確かにいきなり、人間に似た巨大な巨人が現れて攻撃して来るならその場にいない誰もが現実を疑うだろう。
映画の撮影と言って誤魔化す方がまだマシだ。
「彼らの目的は何ですか?」
「人類抹殺、地球占領らしいわ」
「なんか、アニメで出て来る典型的な悪役みたいな目的ですね。それでわたしに彼らを討伐しろと?」
「彼らは大軍でどうにかなる相手では無いわ。人類の物量戦が効かないと言って良いわ」
「それほどですか?」
「ミサイルや弾丸による集中砲火、レーザー兵器試せるだけ試したけど無駄だったわ。このままいけば、後1時間でオランダは壊滅ね」
「あの……それ、わたしに勝ち目あるんですか?わたしのAPの戦術よりも艦隊レーザーの方が火力が高いと思うんですけど……」
「まぁ、それはそうなんでしょうけど、もうなりふり構っていられないんでしょうね。ジュネーブの奴らも必死だったわよ。このままならADをぶつけるかソルを使用するしかないとか言ってたわね」
「それは不味くないです?人的被害もそうですけど、地球環境への影響が計り知れませんよ?」
どう言う理屈で敵にレーザー兵器が通用しないのか分からない。体の構成成分の耐久力なのか?あるいは何らかの装置によるものか?あるいはレーザー(?)的な類の力なのか?
いずれにせよ戦略兵器は良くない。
仮に1発で決まらなかった場合、大量の戦略兵器が投入され、地球環境が壊滅して人間が住めなくなる可能性すらある。
やるにしても最終手段だろう。
「そこであなたに白羽の矢が立ったのよ。かつて2度人外と生身とAPで渡り合ったその技量でオーディンを倒せてね」
中々、無茶な要求をしてくるのはある意味、AD戦以上かもしれない。
確かにあの獣を倒した実績はあるが、だからと言ってそのオーディンを倒せるとは限らない。
獣相手と戦闘とオーディン相手の戦闘ではかなり違う筈だ。
その事からジュネーブでもかなり切迫詰まって後がないと言う危機感が伺える。
私見だが、藁にも縋る思いで自分に白羽の矢を立てたのだと思う。
だが、アリシアが断れば恐らく地球壊滅は待ったなしかもしれない。
そうなれば、故郷において来た家族や生き別れの友人達や仲間となれた者達がどうなるか分からない。
確かに怖い。
本当は凄く逃げたい。
逃げたいが誰かがやらないとならないのだ。
自分が逃げたら自分以外の誰かが消費されるかもしれない。
もしかすると、自分が断れば戦略兵器が使用されるかもしれない。
もしかすると、自分が逃げれば自分以外の放火の被害者となった子供がソルを積んだ特攻兵器に乗せられる可能性すらある。
今の政府の現状なら、あり得ない話ではない。
人は自分の事を強いと思っているかもしれないが自分は弱いのだ。
アリシアはただ、抗う術を得ただけに過ぎない。
でも、そんな自分が戦わないと抗う事すら出来ない人達を殺す事になる。
その時、アリシアの脳裏に浮かぶのは故郷で死んだあの子達と先日救った子供達の顔だった。
エド達がどんな気持ちで死んだのか分からない。
炎の中で悶えていたがもしかすると、感じる間もなく死んだかもしれない。
でも、先日救ったあの子供達は震えていた。
明日がどうなるかも分からず、恐怖に震えていた。
あの顔は忘れられない。
明日なんて来なければ良い。
待っているのが絶望だけで抗う事すら許されない。
そんな苦難を味わった者にしかあんな顔は出来ない。
抗う事すら許されないから頑張って抗おうとあの娘は自分に銃口を向けたのだ。
その気持ちは痛いほど分かる。
アリシアと同じなのだ。
ここで自分が逃げたらきっとそうなるのだ。
あの子供達はやっと絶望から抜け出せたのだ。
自分がここで抗わなければ、あの子達に絶望を与えてしまう。
オーディンを放っておけば、きっとそうなる。
自分は希望の光でありたい。
誰かの為に、そう思う気持ちはあるが何より自分の為だ。
自分が輝いていないと子供達が笑顔を見せてくれない。
吉火に預けた時に見せたあの顔、不安の確かにあったが何より救われた事に本当に嬉しそうに喜んでいたあの顔が忘れられない。
だから、踏ん張れるだけ踏ん張ってみる。
その時、アリシアは理解したかもしれない。
(そうか……もしかして、わたしのやりたい事ってこういう事なのかな?)
まだ、漠然としているが、少なくとも自分はあの子供達の笑顔を守る。
今、戦う理由はそれでよかった。
きっと、その先に自分の未来があると思うから。
「天音さん、わたしが死んだらわたしの財産の生命保険は子供達に全て寄与すると吉火さんに伝えて下さい」
「受けてくれるの?」
「それがわたしにしかできない事なら」
アリシアは空港からアメリカにあるモーメント社の基地に行き、ベナンから自動航行でネクシルを派遣した。
この数日でオーバーホールは完了しいつでも動かせる。
まだ、オーバーホール後に試運転などはしていないので不安がないわけではないが仕方がない。
幸い、シンもすぐに来てくれると言ってくれたが、それでもアリシアの到着の方が速い。
しばらく、アリシア1人で戦う羽目になりそうだ。
アリシアはそのままマッハでオランダを目指す。
◇◇◇
オランダに向かう途中。
『アリシア、話がある』
「何?」
『まずはこれを見てくれ』
そう言って、彼は“見せる”と言うよりはアリシアの頭の中にある映像を流した。
そこには何かの表示が書かれており、まるでゲームのステータス画面だ。
そこにはアリシアの名前が記載され以下のように書かれていた。
アリシア アイ
全能の女神の長子
役職 権王
筋力 A
神力 B+
忍耐力 B+
因果力 B-
妨害耐性力 D-
セットオブジェクト 無し
剣術58 発動EX 射撃術38 発動EX 狂化5 発動率A 神言術2 発動率G 浄化8 発動率EX 過越7 発動率EX
エクストラスキル
全知全能の女神の加護 偽神滅殺 偽神強奪 偽神変換 契約の箱の呪い
「……何ですか?これは?」
『あなたのステータスです』
「いや、見れば分かるよ。きっと、アストの事だから何か必要があってこうしたんだと思うけど、なんでこう……ゲーム的なステータス画面なの?」
『ゲームをたくさんやったあなたならその方が分かり易いでしょう?』
「……おっしゃる通りです」
『それにこれは自分の量子情報を見ると言う意外と大切な事です。自分が分かり易い。イメージし易い受け取り方が何より大切です』
「言いたい事は分かったけど、それでこれはなんなの?」
『これからの戦いに際しての備えとでも言いましょうか。時間が限られているので手短に言えば、あのオーディンはわたしの敵、つまり悪魔です』
「アレも悪魔なの?」
『えぇ。ですが、悪魔でも強力な部類です。出現はもっと先だと思っていましたから対策は保留にしていました。本来は順序立てて神術を教えておきたかったですが仕方がない。あなたには悪いですがぶっつけでスキルを使ってもらうしかありません』
すると、目の前がいきなり蒼白く光る空間なっていた。
アストによると今の自分の思考速度をアストの補正で1秒を1800倍にしたらしい。
つまり、現実の1秒を体感30分に引き上げているようだ。
ただ、敵の妨害があり何度同じ手は使えないらしく、いつまで続くか分からないとの事で矢継ぎ早にアストは説明を始めた。
細かい事は割愛されたがどうやら、アリシアが権威の王になった時点で既にある程度はこのスキルと言うモノを使えるようだ。
初めに持っていたのが”神言術”と“越災”だけだった。
これは“越災”を受けた者なら誰でも持っている初期ステータスであり、TSを搭載する機体ならアリシアのステータス次第で機体性能の向上させる
この”神言術”の詳細欄を見てみると「神やその被造物、知性を持ち言語を介する存在なら扱える術。言葉や意志で為したい事を現せば、具現化が可能、術の次元によっては惑星創造、宇宙創造が可能」と書かれていた。
これを読んだとき、アリシアは「つよ!」と思わず素の言葉が出てしまった。
これが出来たら「この敵、消えろ」と言っただけで消滅するとか「この人の病気治れ」と口にしただけで何でもできるって事だよね?とアストに尋ねたが実際、そう簡単ではないようだ。
スキルにはどうやら発動率と言うモノが存在し妨害耐性力と密接な関係がある。
妨害耐性力がEXやAに近いほどスキルの発動確率が上がるらしい。
なんでも敵の妨害でスキルの発動を妨げているらしく、次元が高いスキルほど妨害されるリスクが高く発動も不確定になり易い。
そもそも、今のスキルの形にしているのは原初のスキルである”神言術”の役割を限定して発動率を上げる為の手段でもある。
”神言術”はスキルにはしているが、神が使うモノとほとんど大差がなく強いて違うのは強度の数値だ。
強度が高いほど術の発動が安定、効率などが上がるようでアリシアの”神言術”が2なのに対して神の数値は最低でも1億と言われている。
尤もその分、神に対する敵の妨害も強いので神の昔の様にお手軽には神言術は使えないらしい。
なら、実戦で”神言術”が使えないかと言えば、決してそうとも言い切れず、アストの話ではアリシアは軽度ながら何度も”神言術”を使っていたらしい。
危機的な状況の中で「やれば、できる」と何度も呟いた事で過去に3回発動出来ていたらしい。
1回目は“過越”後の過酷なトレーニングに生き残る為に僅かながら発動、2回目は生身で獣と戦った時、身体耐久値や諸々のステータスを上昇させたり、3回目はルシファー事変で獣と戦った時、スキル”狂化”との上乗せでスキルを発動した。なんとその時、”浄化”と言うスキルの取得に成功していたと言う。
”浄化”と言うスキルは倒した敵の魔力を吸収し神力に変換しアリシアの糧にするスキルである。
そのお陰で神力はB+と人間レベルではかなり強い神力らしい。
もし、もう一度”神言術”を発動した場合、更に強力なスキルの創造が可能かもしれないと説明された。
ちなみに”狂化”とは隠しパラメーターにある理性を一時的に減少させる代わりに基本ステータスを増す能力らしい。
現状のアリシアなら1.5倍の能力値上昇が期待できると詳細に書いてあった。
どうやら、3回目はこのスキルを無意識に使った事で妨害耐性力や神力が上昇した事で神言術の発動率と効力が増加したと言う事らしい。
(理性の減少……言われてみればあの時、理性よりも本能的に攻撃していた気もしなくもないかも……)
どうも、我を忘れるほど理性を失うわけではないらしいが、あの獣相手ならともかく味方の人間がいる中で使用するのは好ましくないかもしれない。
冷静さを失った兵士は早死にするのだ。
知らなかったとは言え、”狂化”の使用は避けた方が良いかも知れない……避けられるならだが。
今のところ、自分は意識してスキルを使用したわけではないので意識して使用できるならそうしたいところだ。
ただ、なんで自分に”狂化”などと言う面倒なスキルがあるのか、とアストに聞いたら、生身であの獣を倒した時に”狂化”のスキルを取得したらしい。
どうやら、エクストラ スキルの項目にある”偽神強奪””偽神変換”による能力らしい。
”偽神強奪”は偽神もしくは偽神の眷属を倒す事でその力を吸収し吸収した力を”偽神変換”でアリシアが使える形に変換する能力らしく2つで1つの様な能力だ。
アリシアが倒した獣は偽神の眷属でその能力には個体差があるが、共通して”狂化”と言うスキルを保有している。
アリシアが倒した獣も当然、”狂化”を所持しており、倒した時点でアストがアリシアにセットしておいたようだ。
アストもゆくゆく時期を見てアリシアにスキルを教える事を考えていたようで”狂化”は所持しているスキルの中で一番簡単な部類で扱い易いのでスキルの練習に使えるとセットだけはしていたようだ。
ちなみにスキルの強度はスキルの
(まぁ、たしかにあの獣を結構殺したから狂化はこの数値で納得はいく。あと、過越は使った意識はないが浄化はそうかもしれない。アレだけの獣を殺したんなら浄化の使用頻度は多かったはずだよね)
ちなみにセットされていないスキルもあるはずだが、一体どんなのがあるのか純粋に気になりアストに見せて貰った。
内容は以下のようになっていた。
神光術1 発動率C- 威圧 5 発動率EX 王威圧1 発動率EX 硬化 発動率A
この4つだけだった。
うち3つはルシファー事変時に倒したあの亀由来のスキルであり”神光術”は亀がアリシアに放ったレーザー攻撃、主に光や電磁波を扱う事に長けたスキル。
これを見た時、量子回路と併用すれば光学兵器が強力になると考えた。
ただ、アストの説明によるとそれなら量子回路に
今の強度ではAPに対して大した威力は期待できず精々、人1人射殺するのが精いっぱいな程度の威力らしい。
”王威圧”に関してはあの獣特有の人間に畏怖を与える”威圧”の上位互換に当たり、使用者よりも格下であればあるほど、畏怖などを与えると言うシンプルで発動容易なスキルではある。
だが、EX(規格外)の場合、熟達しないと本人の意志では止められないのでセットしたら常に周囲に威圧を放ち続けてしまう。
実戦慣れした吉火達でさえ獣の威圧に畏怖をしていたのだ。
しかも、その場にいなくても映像や音だけでもこの威圧は伝わるので発動できても扱いが厄介なのだ。
その上位互換となればアリシアがいるだけで常人なら阿鼻叫喚や発狂を起こし、訳もなくアリシアに許しを請うような狂気に変わり最悪、訳もなく自害するスキル版全方位無差別心理兵器になる可能性すら秘めている。
仮にただの人間が使ってもそこまでの被害はでないだろうが、今の神力を持ったアリシアがニューヨークの町中を歩いた場合、ニューヨーク市民の9割が狂気に駆られる。
今のアリシアの能力は全人類で上から数えた方が絶対に速いくらい強い。
王威圧に耐えられるとしたら恐らく、この世界ではシンくらいしかいない。
ちなみに主脳に異常な硬度を持たせたのは”硬化”と言うスキルだが、”硬化”は使い方を誤ると体が動かなくなるらしいので現状使えないらしい。
なので、これもアストの判断でセットせずにいたようだ。
今のところ、これらのスキルはアリシアが世界征服でも企てない限り使い道が全くないからだ。
ちなみに余談だが、”王威圧”の上位互換である”神威圧”と言うモノがあり、その力は今の神力でそれを使用されると北アメリカを無抵抗のまま征服できる力と言えば、その恐ろしさが理解できるだろう。
それらを考慮してアストは今の形でスキルをセットしていたのだ。
扱い方として一番簡単なのはスキルの名前は口で唱える事だ。
自分が使うモノを明確に認識し易い方が発動効率も上がる。
上達すれば唱える必要すらなくなるが、今は時間が惜しいのでそれだけは伝えた。
幸い、無意識で何度か使用出来ているなら口で言えば、確実に作動するはずだ。
発動率はあくまで100%の力が出せる確率に過ぎない。
口で言ってしまえば100%ではなくても作動だけはするのだ。
それがどの程度の効果をもたらすかは確率の世界にはなってしまう。
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