第3章、2人の思い
第1節、誰の声
次の日あの子はまた神社に来ていました。
昨日の事が少し気になったからです。
「いつもの神社よね、昨日のあれは一体」
そう思いながら辺りを見渡していると
「一体どうしたんだい。」
あの声だった。びっくりした、すぐに落ち着きを取り戻し
「あなたは一体誰?」と聞いた
するとその声は「僕は僕だよ」とだけ答えた
あの子は適当に言われたような感じがして
何度も「本当に誰なの」と聞いたが
帰ってくるのは
「僕は僕」だけだった。
あの子は少し怒った口調で
「もう、ふざけないで」と言い放つとその場を後にした。
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