2000文字くらいの短い文章で、歴史を感じる上に、人間臭いドラマも盛り込まれてます!
これは歌舞伎の「義経千本桜」をベースとした物語です。時代を超え、源義経と静御前の別れと再会が妖しく美しく語られます。常に桜が舞い散る風景を想い浮かべながら読み進めると、さらにその美しさが際立ちます。短いですが、一場の舞台を見るような物語でした。