第7話
side 春宮紫苑
「そういえば結局、紫苑殿は何を調べに来たのですかな?」
「あぁ、この世界の地理やこの世界にあって僕達がもといた世界にないものについてかな」
「向こう側でになくてこちらにあるものと言えば、神様や魔物、魔術のことか?」
「まぁ、そうだな」
騎士団の宿舎にある地図は大雑把で汚く、神様関連の書物は聖書ばっかりで、魔物関連は逆に詳しく書かれすぎていたためわからず、魔術書はあるにはあるが実践的すぎてわからかった。そのためわかりやすく、詳しいものが欲しかっのだ
「あぁ、そうだ。すまない集めるとかなりの量になりそうだから手伝ってもらってもいいか?」
「おお、わかりましたぞ紫苑殿」
「あぁ、それくらいならお安い御用だ。多分、こころも戻ってきたら手伝ってくれるだろうからすぐに集まると思うぜ」
秋崎はいらん
「…紫苑殿、顔に出てますぞ…」
マジか
集めるのは予想以上の早さで終わったが、集めた資料の量は凄まじいことになった。文字もまだ完全に読めるわけでもないので、ほとんどのやつに少しだけ目を通し、メモをとるだけで終わった
図書館で祐介達と別れて宿舎に戻った
「紫苑、戻ッてキたnoか。■長が探しテいたぞ」
騎士団長が?珍しなと思いながら、彼の部屋に向かった
「おう紫苑、来たか」
「どうしたんですか。いきなり呼び出して。……もしかして僕ついに追放でもされるんですか?」
「そんな悪い話ではない。なに、
お前明日からクラスメイト達と一週間の遠征な」
「………はひ?」
「いきなりこんな話をしたことは悪いと思うがそんな呆けた顔をするなよ、……あぁ、付き添いの奴らの心配をしているのか?だったら安心しろ。付き添いは俺達第三騎士団も含まれている」
ガサツな人だとは思っていたがここまでとは…
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