第16話 eスポ準備委員会

 その頃、職員室で職員会議が行われていました。小森教頭の議長で文化祭に教師代表のプヨプヨeスポーツ大会に参加するのかしないのかで議論しています。

「プヨプヨの話しの前にお話ししたいことがあります。それは既にお聞きになっていると思いますが、eスポーツクラブ準備委員会が主催することです。彼等は文化祭で成功したら次にeスポーツクラブを設立するためにアクションを起こします。

 今回はその創部のための啓蒙活動という位置づけだと言うことです。

次に出席についてですが、私は教師代表で参加すべきと考えます。文化祭はある意味お祭りです。そのお祭りは生徒だけのものでしょうか。私は先生も一緒に祝うべきと考えます」渥美先生が参加すべきという持論を話しました。

「私は、文化祭には参加すべきではないと思います。なぜ文化祭にテレビゲーム大会を持ち込んだのですか。受験シーズン前に水を差すようなことは反対です。この時期は受験前で大切な時です。

 だからクラブの創部にも反対です。今の当校にeスポーツクラブは必要ないと思います」三年生の遠山先生が反対意見を述べました。

「ところでスマホのプヨプヨは、先生方は出来るのでしょうか。全員に聞きます。プヨプヨゲームが出来る先生は挙手してください」小森教頭はそう言ってから周りを見渡しました。それで多くの先生の手が上がっているのに驚きました。

「ざっと見ても半数以上の先生がプヨプヨゲームを知って言うのですね」

「教頭先生、私たち先生も家族がいます。その家族がプヨプヨをすれば私たちも家族と一緒にプヨプヨをします。

 これは国民的なゲームなのです。だから国民体育大会の正式種目にも選ばれたのです。それを知って下さい」

「そうです。プヨプヨは家族の会話でもあるのです」

「私たちは先生でもありますが、家族を持っています。教頭先生の家庭ではスマホのゲームをしないのですか」

「私は知りません」

「教頭先生、知らない事としない事は別です。

 知っていてやらないのなら分かりますが、教師だからと言ってそこから目を背けていていいのでしょうか」

「大泉先生、痛い処を突きますね」

「私は渥美先生の意見に賛成です。文化祭の時に国体で行なわれている二分間のゲームに参加することで、教師と生徒の一体感が持てるのであれば、これほど嬉しいことはないのでしょうか。

 全校生徒ですよ、一部のサークルではありません。私はその意味でeスポーツクラブ準備委員会に感謝したいぐらいです」

「大泉先生はいいことを言います。私も最近では全校生徒の一体感を感じたことはありません。例えば野球部が甲子園大会で優勝するような一体感を感じたことはありません。

 ましてそこに先生も加わって一体感が得られるのであれば、今後の教育活動に活かすことを考えるのが楽しみですね」

「分かりました。プヨプヨeスポーツ大会に参加するかどうかはもう少し検討する時間を置きましょう。そこで参加する場合の団体戦と個人戦のメンバー表を渥美先生と大泉先生と松岡先生でお願いします」

「分かりました」

 それで職員会議の議題が変わりました。


 十月中旬、文化祭まで一カ月を切りました。健太はパソコンが出来る人がいないので困っていました。

 プヨプヨeスポーツ大会の集計表や対戦カード表の作成、それから集計表などエクセルが使える人が必要なのですが、実行委員会の中にいません。

 美咲に応援を頼みたいのですが、彼女も歴史研究会の文化祭の催事の準備があります。それで日に日に健太は焦りが出てきました。

 天舞莉はその健太を見ていました。でも天舞莉もパソコンを使えません。そこで美咲を呼ぶのが良いのかパソコンクラブに応援を頼むのが良いか思案しました。

 そこで天舞莉は、阿吽の呼吸で仕事が出来る美咲を呼ぶべきと思いました。そこで美咲をプヨプヨeスポーツ大会の実行委員に応援に来さす術を考えました。

 それは歴史研究会の催事モノの準備が完了すればよいのです。そこで天舞莉はそうなるように念じました、

 そして、その夜、美咲に電話しました。

「美咲、歴史研究会の文化祭の準備は終わりましたか」

「はい、後少しで終わります。天舞莉さんが電話してくるのは何かあるのですか」

「美咲、健太さんが困っていますよ。彼の企画力、行動力を生かすのに彼を支える人がいないのです。彼の周りにそれが出来る人がいません」

「そうなの、彼の考えていることを資料にする人がいないのですか」

「そういうことです、彼はパソコンが出来ないからね」

「天舞莉さんありがとう。歴史研究会を先に終わらせたら、プヨプヨeスポーツ大会実行委員会に応援に行きます」

「早く来て下さいね。彼が潰れる前に来て下さい」

「天舞莉さん、彼はそんなに困っているのですか」

「私にはそう見えます。でも誰にもそれが言えないから困っているのです。大きな催しモノを行うには人が沢山いります。

 そして、組織を作り、人を動かすのですが、健太さん一人では何ともなりません。作業する人への指示や応募表の整理や集計はパソコン作業です。

 今それが出来る人がいないのが致命的です。今回は健太さんにはいい勉強になるでしょう」

「天舞莉さん分かりました。なるべく早くそちらに応援に出られるようにします」

「そうして下さい」

 天舞莉の目には二年生の二人はいてもこの組織は健太で持っているのは明白です。周りの者も口には出さないですが暗黙の了解で健太中心に動いています。

 それから数日後に美咲が応援に来ました。渥美先生に言って視聴覚室のパソコンを一台と印刷機の使用許可を取りました。

 美咲が来たら健太の動きが良くなりました。今まで実行委員に口頭で指示していたので重複したり漏れたりして無駄が多くありました。

 それらを無くす為に指示書や作業内容、グラフに表などをテキパキと資料化する人がいなかったのです。それが、美咲が来たことでガラッと健太の動きが良くなりました。

 それで天舞莉が、今までメモしていた仕事の段取りなどを美咲にトスし、テキパキと処理していきました。そして模造紙を壁に貼り印刷した紙を張っていきました。

「今度の文化祭の目玉は私たちのプヨプヨeスポーツ大会ですね。学校中でプヨプヨが盛り上がっているのが分かります」

「そうですね、全クラス参加しますからね。キャッチコピーの“君のプヨプヨは二分間で人生が語れますか”がいいですね。」

「ほんとね、これが国体の正式種目になったゲームというのも話題性を上げてくれました」

「ともかくこれだけ盛り上がってきたら成功させるしかないですからね」

「そうね、頑張りましょう」

 それから美咲は応募用紙の整理に掛りました。提出状況をチェックしていきます。そして先生の団体戦と個人戦の参加状況は今週中に分かるそうです。

 松岡先生と大泉先生で団体戦と個人戦の参加者名簿を作成しましたが、職員会議での出欠の最終判断がまだ下りていません。今はその結果待ちです。

 各クラスからの実行委員の名簿表を整理しなければいけません。それと彼らの仕事の説明会を大会前に行わなければいけません。

その為の彼らの仕事の手順書を作成するのです。その為に当日の会場レイアウト表を作成します。

 これは一郎に個人戦の会場と団体戦の会場を手書きで作成して貰います。それを美咲がパソコンで入力します。

 それから団体戦と個人戦の対戦カードを決めなければいけません。各クラスの実行委員を招集してくじ引きをさせて決めます。それを高橋さんと太田さんに頼みました。

 それからプヨプヨ大会の個人戦と団体戦の二日間、スマホのプヨプヨを体育館のステージのスクリーンに投影する計画をしています。

 そこでパソコンクラブと写真部に協力要請してプヨプヨと競技者をビデオで撮ってスクリーンに投影したいのです。

 それは壇上のスクリーンはプヨプヨのスマホの映像と競技者の映像の二画面を写す計画です。

 撮影は写真部に要請しますが機材の応援をパソコン部にお願いしたいのです。その内容を計画表に書かれています。

 健太は、高橋と天舞莉に写真部とパソコン部にこの件をお願いしました。そして、パソコンクラブの部長さんに喜んで応援しますと言ってもらうために天舞莉さんの同行を頼みました。

 天舞莉は、健太が考えていることは美咲から情報を入手していましたので笑って高橋と出かけていきました。

 そして、二人はその計画表をもってパソコン部の中山部長を尋ねました。

「中山さん、文化祭でプヨプヨeスポーツ大会を行うのにスマホの画面の映像をステージに投影したいのです。

 そして、競技している人を写真部の人にビデオで撮影して貰います。その映像をスクリーンに映し出したいので機材の協力をお願いしたいのです。」高橋が中山に計画書を見せながら説明しています。

 隣で天舞莉は中山を見つめていました。彼女は中山の心に協力をするように念力を送っていました。

 すると固くなっていた中山の心が柔らかくなってきました。

「高橋さん分かりました。二つのスクリーンに投影する為の機材を用意します」

「それで、できたら操作する人を一緒に付けて欲しいのです」

「そういうことなら分かりました。それでは天舞莉さんに相談です。折角文化祭にビデオカメラでスクリーンに投影するのです。ここで新しい2DPMという投影用映像を2DCGで制作して投影するのです。

 映像は写真部で事前の練習風景やプヨプヨなどを映します。それをパソコンクラブで2DCG画像を作りステージの両サイドの壁に布を垂らしてスクリーン代わりに投影するのです。これで皆を驚かせたいのです。

 ステージのスクリーンにはプヨプヨとカメラ映像を映します。私が一度やりたいのですがこの機会に便乗出来ませんか」

「私は中山さんの考えに賛成です。文化祭に発見や驚きなどがあると楽しくなります」高橋が賛成の意見を言いました。

「私は皆さんに驚きを与えて楽しくなりそうだから賛成です」

「2DPMで写す映像は各クラスの選考会などを中心に考えますので準備委員会の皆さんには迷惑を掛けません」

「そうですか、それならいいです」

「それからこの計画書に位置が書かれていませんのでもう少し詳細の見取り図が欲しいです。ケーブルの長さなど準備に必要なのです」中山は高橋と天舞莉にも分かるように話しました。

中山は高橋が連れている天舞莉の美しさに感動していました。

「分かりました。近いうちに体育館に一緒に行って位置決めをしましょう」

「分かりました。日時が決まったら連絡して下さい」

「宜しくお願いします」

それから二人は写真部の部室に向かいました。そこで部長の長縄譲治に話をする前に高橋は天舞莉を紹介しました。

「長縄部長に文化祭で写真部にお願いがあってきました」

「高橋さん何でしょうか」

「文化祭のプヨプヨeスポーツ大会の競技者の模様を、ビデオに撮ってスクリーンに投影したいのです。その為に応援のお願いです」

「競技者をビデオ撮影するのですか」

「そうです。機材はパソコン部に要請しましたので、ビデオカメラと撮影者の応援を要請に来ました。この計画書を見て下さい」

「はい、分かりました。カメラを二台ですね。

ところで天舞莉さんは、高橋さんとどういう関係なのですか」

「私はプヨプヨeスポーツ大会の実行委員会でお手伝いをしています」

「そうですか、私はあなたと初めてお話しするので綺麗な方だなあと思いました。その天舞莉さんから頼まれたのでは断れませんね」

「お世辞が上手ですね」

「ぼくらeスポクラブ準備委員会のメンバーも天舞莉さんには感謝しています」

「私はプヨプヨeスポーツ大会を成功させたいだけです」

「そうですか、この話は写真部として協力します」

「それでは宜しくお願いします」高橋は天舞莉と一緒にパソコン部と写真部に文化祭のお願いし来ました。

 それで彼女の魅力に部長さんたちは虜になっていました。それを見て高橋は健太の思慮深い考えに脱帽していました

 それから数日後です。応援団の小林団長が天舞莉を訪ねて視聴覚室に来ました。

「天舞莉さんに文化祭の件でお願いがあってきました」

「ところで何の用ですか、私一人で応対する内容かどうか心配です」

「では高橋君はいますか」小林が室内を見渡して言いました。

「高橋さん、お客さんです」天舞莉が高橋を呼びました。

「あれ小林君ではないですか。どうしましたか」

「高橋さんは小林さんと知り合いですか」

「去年同じクラスでした。それで何でしょうか」

「中山君から2DPMをプヨプヨeスポーツ大会の中でやる話を聞きました。そこで僕からもお願いがあるのです」

「何でしょうか」

「高橋君のプヨプヨeスポーツ大会の前座で応援団に少し時間をくれませんか。今応援団は三年生が抜けて三名しかいません。そのために部外に出る機会が無くなってしまいました。そこでプヨプヨeスポーツ大会を盛り上げる為の趣向に前座を務めさせてくれませんか」

「そう言う事ですか。私たちで役に立つならいいですよ」

「高橋君ありがとう」

「それで五分位でいいですか」

「はい十分です」

「ところで個人戦と団体戦の二日供ですか」

「はい出来たら二日やらせて下さい」

「いいですよ。ところで小林君はeスポーツクラブについてどう思いますか」

「eスポーツはプロもいるのでしょう。世界では高額な懸賞金がついた試合もあるのでしょう。それに今年から国体の種目にもなりました。だからクラブとして出来るのは時間の問題だと思います。もちろん僕は応援していますよ」

「小林君、ありがとう」

「ところで小林さんはゲームをするのですか」

「もちろんします」

「その話を聞いて安心しました。ありがとうございます」


 その頃、職員室では小森教頭が、文化祭のプヨプヨ大会に教師代表を出すか出さないかを判断する最終期日が近づき佐合校長に相談に行きました。

「ところで小森教頭の意見は参加に賛成ですか反対ですか」

「ええ私の意見ですか。困りましたね、私はスマホゲームをしないのです。

 だからプヨプヨを知らないのです。知らない人が反対と言うと勉強しなさいと言われそうで困りました」

「教頭先生、私は賛成の意見です。これだけ学校が文化祭で盛り上がっているのですよ。それが分かりませんか。

 生徒達がスマホでゲームをしています。それは文化祭までです。文化祭が終わったらこれから勉強しましょうというのです。

 生徒と先生が一体感を味合う事は大事なことだと私は思います。教師として一生に一度あるかないか分かりません。

 それをeスポーツクラブ準備委員会のメンバーが機会を作ってくれました。私は彼らに感謝したいです」

「分かりました。それでは参加するという校長の考えで行きましょう」

「ところで教頭先生に頼みがあります。当校の引きこもりと不登校生が学年ごとに何人いるか調べて報告して下さい。

それでプヨプヨの件で渥美先生を呼んで下さい」校長は教頭に指示しました。

「分かりました。調べます。それでは渥美先生を呼んできます」

 それから渥美先生は校長の処に来ました。

「渥美先生、文化祭のプヨプヨeスポーツ大会に先生チームの参加を決めました」

「ありがとうございます。すでに松岡先生と大泉先生によって参加者リストは出来ていますので後でお見せします」

「はい分かりました。お呼びしたのは校内の雰囲気がプヨプヨ一色になっています。これは文化祭を盛り上げるにはいいことかもしれません。

 しかし、三年生は受験戦争が直ぐ始まります。そこで文化祭が終わったらプヨプヨモードを受験モードに切り替えて欲しいのです。そこを分かつてください」

「校長先生、それはもちろんのことです。当校は進学校です。メリハリのある遊びと勉強が出来ないといけません。大会の表彰式の席でそのことを生徒に伝えます」

「渥美先生、分かってくれてありがとうございます」

「はい、私もそのことを心配していました。私も文化祭の盛り上がりが想像以上です。このプヨプヨ現象は受験生の皆が耐えていたのでしょうね。

ところが文化祭の間だけでも、プヨプヨeスポーツというゲームを学校が許してくれたのです。彼らのひたむきな気持ちがはじけたのかもしれません。

 彼ら受験生が一番嬉しがっているのではないですか。私はそう思います。

 だから、その気持ちは文化祭までです。終わったら元の受験戦争に戻らねばなりません。いや戻して見せます」

「渥美先生、それを分かっていたのですね。

 受験生にも青春があっていいのですね。彼らに遊びと勉強のメリハリをつけることを教えるのも教師の仕事です」

「校長先生、私も同感です。

 文化祭用のキャッチコピーの“君のプヨプヨは二分間で人生が語れますか”です。上手く考えたものだと思いました」

「そうですね、では渥美先生宜しくお願いします」

「分かりました」

 それから渥美は席を離れて視聴覚室に行きました。そこには多くの生徒がバタバタと動いていました。そして、eスポーツクラブ準備委員の六名を集めました。

「先ほど校長先生から先生チームの参加が決まりました。あとで団体戦と個人戦のメンバー表を届けます。

 そこで皆に相談があります。今学校中がプヨプヨモードになっています。これは文化祭が終わるまでです。

終わったら受験戦争に突入します。そこで受験モードに切り替えて欲しいのです。

 表彰式の後に高橋君から壇上でモード切り替えの話をしてくれませんか。話の内容は私が下書きしますからそれを読み上げて下さい。

 それで全校生徒のモードが切り替われば大会は成功になります。それが何時までもゲームモードになっていたら大会は失敗です。

 つまりeスポーツクラブが先生方から認められるかどうかは終わった後のモード切り替えが出来たかどうかだと思います」

「渥美先生、分かりました。表彰式の後に全校生徒に呼び掛けます。カッコいい文章を書いて下さい」

「文化祭を境にして遊びと勉強のメリハリをつけることを教えるのも教師の役目です。今校内はプヨプヨeスポーツ大会の話題で盛り上がっています。

 受験生の彼らはプヨプヨeスポーツ大会という目的に向かって走りだしています。私から見たら青春を楽しんでいるように見えます。

 それは文化祭が終わるまではそれでいいと思います。しかし、終わったらメリハリを付けて受験モードに切り替えるのです。

 それは火付け役の実行委員会の役目だと思うのです。分かってくれますか」

「先生分かります。僕たちはこの一ヶ月間、勉強以外で夢中になれる物を見つけたのです。それを学校が許してくれたのです。そのことは生徒の皆が分かっていると思います」

「そうです、健太の言う通りです。多くの生徒はプヨプヨeスポーツ大会をさせてくれることを学校に感謝しています」

「そうです。ぼくも不登校から学校に出てきてこのムードを肌で感じて嬉しいのです。ゲームの持つ力が分かり嬉しいのです。

 だから遊びと勉強のメリハリをつけることは、進学校の本校はしなければいけない事を全校生徒が分かっていると思います」

「陽斗君、いいこと言うね」日菜子が陽斗の顔を眩しそうに見ていました。

「皆がそう言ってくれて先生は嬉しいです。ありがとう」

「先生、文化祭はこれからです。それまでは成功できるように頑張りましょう」

「そうです、頑張りましょう」

「ありがとう」

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