—インテとの別れからのFDとの出会い—

 集まり参加する内インテRでスポコンをある程度進めていた所でしたが、度重なる公道での事故(何れも居眠り…)で修復にお金を取られ過ぎた時期。

 すでに20万kmに近付く勢いでオドメーターが記録される頃、遂にエンジンが悲鳴を上げてしまいます。


 エンジンを冷却するための冷却水が通るラインか、はたまたエンジン内部のウォータージャケットがやられたかは今となっては分かりません。

 すでにオイルが上がり始めた所からも、ほぼほぼエンジン寿命と見ていいでしょう。

 なんせその頃の自分は、冷却水に対する認識が甘すぎたと言えますので。


 それらを踏まえてこれ以上インテに出費を重ねれば、FDを購入する事は出来ないと思い始めます。

 ……つまりはすでに、FDを買う事で頭いっぱいだったって訳ですわww


 とうとうインテR廃車を決意したボクは、一年の充電期間の後FD3S購入を決意する事になるのです。

 それまでは県外に出た妹が放置して行ったHONDAライフで仕事を繋いでいました。


 ……ライフで床が踏み抜けるほどのハードブレーキングしてたとか、直角では横転するからサイドブレーキ引いて曲がってたとか……タイヤの限界が低すぎて、ちょっとハードにコーナー曲がるといつもタイヤがヒャーーーって鳴いてとかは……

 口が裂けても言えません!(安全運転ですよ!?皆さん!!


 ライフ生活の中で、FDに関するメンテの本を買い漁る事で知識を蓄えます。

 え?なんでそんな事するかって?それはFDが着せられた汚名に理由があるのです。

 その汚名とは「FD……ロータリーは壊れやすい」と言う無秩序に広げられた噂ですはい。


 即ち購入前に最低限の知識を頭にぶっ込み、少しでも長く愛車に乗るための策でありました。幸いにも板金塗装の時に整備は経験してましたし(整備士免許はありません!)、インテを維持する際にもDIY三昧でしたので何とかなるかなと……またしても甘い考えに踊らされていたのですww


 結果、後述する事になりますが「RX‐7を代表するロータリーエンジンは、素人が手を出してはいけない!」と言う身も蓋もない結論へと到達してしまうのでした。


 チャンチャン。

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