—集まりとの出会い—
スポコン熱も冷めやらぬ時期、あるお誘いを受ける事となります。
それはバイトに向かう時間前に、コンビニで出会った野郎(ww)からのものです。
(仮名)D助の一声「ええ車乗ってますね!」からの「集まりやってるんすよ!」です。
声のかけ方が怪しいww
ですが自分の車を褒めちぎられれば、嬉しいのが車好きのサガ。
しかもスポコン方面に進んでいた仕様に反応してくれたのは、なかなか嬉しい事態でした。
取り敢えず翌日会う約束のまま誘われて、その集まりとやらに参加します。
車好きで言えばオーナーズクラブとかオーナーズミーティングみたいな類ですが、色んな名前を嫌った当時のリーダーが「集まり」と言ってたのでそれに落ち着きました。
誤解の無い様に申しておきますが、その頃より参加した集まりは場所は兎も角極力周りの迷惑にならぬ様(と言っても台数が……)配慮した上での集まりです。
基本大音量のオーディオは控え、エンジンも停止させ、ドの過ぎたバカ騒ぎを控える方向での集団です。
その出会いは、スポコン熱をさらに加熱させたのは言うまでもありませんね。
それが後のおにぎりに繋がっていく訳です。
ここまでで全然おにぎり出てきませんが、その触りとしてモータース屋に勤めてた頃まで遡らさせて頂きます。
当時はすでにインテR熱で爆熱してたのですが、ある時お客さんが「金食い虫」と言って手放した車が入って来たのです。
社長に「車を移動してくれ」と言われて運転した時の衝撃は、今でも忘れません!
低く構えた重心に流れる様な流線型のボディ。キャノピーを持つ戦闘機を彷彿させるシルエット。ドアを開けばこれまた戦闘機かと見紛うメーター配置と、搭乗者を囲む様に作られたコンソールは差し詰めコックピット。
そして運転席に座ろうものなら……前見えねぇww
それぐらい低い視線なのです。
真紅の戦闘機の名はFD3S RX‐7。
あ、その時の車は別口ですので。
しかしながら受けた衝撃は中々のものでしたが。
さらにはちょうど親戚がドリフト好きで、彼が乗ってたのがFC3S RX‐7でした。
当時インテRとFCを並べた時があったのですが、インテの方が車高低いのにFCの方がルーフ高が低いと言う驚愕に曝されたものです。
恐らくその辺から、心をロータリーに奪われ始めたのだと思います。(まだ、見てくれのみでしたけどねww
そう……おにぎりと称されるピストンに当たるそれをローターと呼称し、それがエンジン内部で回転し動力を得る内燃機関。
それを搭載したのがRX‐7と言うスポーツカーなのです。
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