旧機械(中止:形式変更)

prelude2

地上は区切られた。

再現区、放棄区、予定区、探索区、情報区、迎撃区。一つ一つ説明していこうか。再現区は名は体を表すはよく言ったものだね。名称のまま人間の生活を最善の形で再現するために築かれた。

　まずは再現区。最近再現に注力してるのはニコラ・テスラが開発中に中止を余儀なくされたエネルギー装置を再現を試みている。……いや開発のほうが正しいか再現しているのは巨大アンテナまでだし。彼らが目指しているのは最高の再現だからね。

　次は放棄区。ここは元々は再現区だったんだけど、2年前事故あってね。原発の事故さ、一部の人間が発電所のサーバーが襲撃されて臨界点へ誘導してドカンさ。まぁその人間はウィルスバスターに殺したんだけど、そこは再現するには少しばかり困難になったから放棄という形で放射線濃度が下がるのを待ってる。

　次は予定区だね。ここは人間たちが放棄した地区なんだ。だんだん機械たちの勢力が強まってきたのを感じて離れたのかな？まぁ目の前に再現区が迫ってきたら逃げるか。人間はそういう者なのかなのかな？

　次に探索区、ここは人間たちの生活区、元々人間が住んで生活を形成していた。しかし生活区の人間たちは機会を壊そうと奮闘してるから人間躯体にアンドロイド人格をインストールして探索させるっていう

　それじゃ次！情報区！いやぁ、ごめん。ここはすごいんだ、なんたってＡＩとアンドロイドの人格保存と探索区で集めてきた情報がここに集まる。理想（ユメ）の為のマテリアルが集うんだもの。コレ程貴重で膨大なものはないよ。

　んじゃ最後、迎撃区。人格をアバター化しなかったって人間が物量で攻めてくる場所だね。ここは情報区をとりか囲む様に配置されていてね、観察対象が自ら殺してしまうのは勿体ない様にも思えるけどね。

こんな所かな、お疲れ様。僕は疲れた。寝る。