Apart #1
情報区の通用路にアンドロイドと飛行ユニットAIが歩っている。一応ルールとして、アンドロイドとAIは二人格一組と決められているんだ。理由としてはAIがアンドロイドの補助としているってところかな。AIの本業は演算だからね。もちろん情報区の中枢、演算コンピュータ【Aコマンド】にもアンドロイドとAIのペアがいるよ。こっちではアンドロイドが補助役だけど、適材適所ってやつだね。
『α-1、今日は探索区にて歴史資料発見を名目に探索がある。準備を開始を推奨する』
「そうだね、そろそろ始めようか。……ふと思ったんだけどあれこれ20年くらい何も出てきてないよね探す必要あるの?」
『可能性は捨てきれない。よって中枢部は指示を出しているのだろう』
「ふぅん」
結構興味なさそうにα-1は生返事を返した。結構重要なことだよ?
『準備完了』
探索装備に換装したみたいだ。
「α-1でます」
さて、探索の開始だ。今日は何が見つかるのか
「がっ」
『α-1視覚機能破損警戒レベルを2からs』
アンロイドと飛行機ユニットからの位置情報が消えた!?
なぜ………………………………
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