応援コメント

第2話」への応援コメント

  • 投稿お疲れ様です。
    主人公の語りや思想が社会学的な内容になって、より人間性が濃く、そして謎は深くなるそんな第二話でした。
    また少し違和感を感じる所があったので、僭越(せんえつ)ながら一言申(もう)させてください。

    電車内にアナウンスが流れる直前の主人公の語りにあります、この〈思いきや〉という表現が違和感を感じます。

    『思いきや』と使う場合は、先に述べた予想を後から否定するのが自然です。
    また、意外だ!と驚く心理を表現するのにも使います。
    そういう意味でここの意図は外れてはいないのですが、前に来る文は短く、そして単純な予想にする方が良いと思います。
    あまり長かったり、疑問形を前に持ってくると驚きの勢いが伝わりにくく違和感に繋がると思います。

    【上から来ると思いきや、下から攻撃がきた】
    【お昼を過ぎたと思いきや、もう外が暗くなっていた】


    ではどのような表現が自然かですが、
    『した時』や『瞬間』など一旦時間でシーンを区切ると自然かと思います。


    また、尿意が湧いてきた。の後の
    『もしかしたらわずか10秒からもしれない。』
    という描写ですが、これは恐らく思考が停止して、その間が10秒にも1分にも感じられた、という心理描写だと思うのですが、ちょっと伝わりにくいです。
    文法ではなく、表現へ口出ししてしまうと作者さんの意図を踏みにじることになるので、出来ればこういうシーンの例を調べてみてはいかがでしょうか。
    『時間を長く感じる表現』と調べると色々出てきます。
    一応私の案を出させてもらうと
    『もしかしたらわずか10秒しか経っていないのかもしれない。もしくは』
    となります。
    お節介な奴だと思って適当に聞き流して下さい
    以上です。



    トンネルに侵入した主人公を一体何が待っているのか?
    ホラーなのかメルヘンなのか、それともどれとも言えない何かなのか。
    楽しみです。