フォレストロード ビックフッド3

【風の女王】メイヴ様は

言いつけを残してエルフの森

迷いの森を旅立つ


この地はお主らに委任し任せる!

スーパーシルフ4名+1名(昇格者)


独裁の専制君主が真逆の民主主義

5名に統治を任す!


良いか!戻ってくるまで

レベルを上げランクを上げて

精進しとくのだぞ!


皆は神妙な顔をしたフリしつつ

シルフを集めて壮大な送り出しをする!


       ◆◆◆



その後!

シルフ達は


「むきげんのきゅうかキタコレ!」


「どくさいしゃからかいほう

されたのである」


「じゆうをおうかするのです!」


「あそんでくらす、らくえんなり」


最後に加入したフォレストロードの

スーパーシルフ


「あのいいつけをまもったほうが・・・」


【代表による議会を開廷!】


はんたい!

はんたい!

はんたい!

はんたい!



4名の自由に遊ぶ!と言う

圧倒的多数の意見により

比較的真面目な意見はいとも簡単に

葬り去られる・・・

恐るべし民主主義!


メイヴ様にビビっていた

魔獣や幻獣 木の精霊 トレント

水の精霊ウインディーネなどが

これを機に活発に動き出し


戦国地獄絵図に突入!


森の主を決める戦いでは熾烈を極め

保護下の離れたエルフ処ろか

スーパーシルフまで犠牲者が生まれる


「スーパーシルフBはどうした?」


幻獣に美味しく咀嚼されました!

【世は無常なり】



第二回会議

【今後どうするか?】


かくれてくらす!


むかんしん!


なるようになれ!


例の1名

「エルフと一緒に生きて鍛えて

力をつけるべきでは?」


評決に入る!

種族的に勤勉さなど持ち合わせておらず

面倒くさい!


はんたい!

はんたい!

はんたい!



それでも正解のようで

争いは避けて支配地域の8割を失う

無能な首脳部だが

メイヴ様の帰還までかろうじて

生き残る事になる!


        ◆◆◆


その頃 ビックフッド達は無事に

故郷の村に辿り着き!


戦火に巻き込まれる前に村を強化や

哨戒偵察を置いていつでも

逃げれる構えを取る


その時ビックフッドの子供の娘

20歳が産気づいて

この慌ただしい中

お腹の中から小さな命の産声を上げる


メイヴ

「ほーこれが人間の出産か!」

「なんと非効率な!」

赤ん坊は自我のないシルフと

変わらんではないか!


そこでビックフッドから

久しぶりに頼み事をされる!


「子供に名をつけてほしいのですが」

「風の加護があるように」


【高く付くぞ!】


名を一部くれてやる!

「メアリー」異存は認めん!


物心付くまではガラガラの代わりに

弓の玩具で遊び育てられ


的に100回打って100回当てれないとは

【ゴミ屑だな】とか

風の女王メイヴに理想の高すぎる

辛辣な評価をされつつも

知らないうちに狩人の村娘の下地を形成


【私の名の一部を与えたのだから

恥をかかせるな!】

仕方なしに加護を与えるに至る!


ここは不便で危険という事で

大きな村に預けられ時は過ぎた・・・





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