恋するアルベルト・ノア 6

中空から見据えるノアとしては半殺しにして最後には私が助けてやる予定だったが

長橋さんの遣いのドールに防がれ、

よくわからない鬼人族まで現れる始末


予定が狂いまくっている!


取りあえずあの鬼人族を

仕留めるべきか・・・



ソラが止めるのも待たず、鬼姫はノアを

敵と狙いを定めて飛びかかる


中空に何度も足をつけ飛び上がるように上昇【幽歩】鬼の移動技


「ノアは私以上に接近戦が強い!」言いかけたあたりで既に勝負がついている・・



ノアの一撃のグーのパンチが

鬼姫の腹に食い込んでいる

何か重いものでも動かしたかのような

鈍い音が響き渡る!


【ゼロ・インパクト】

防御力無視で体内にダメージを与える技を

腹のセンターに直撃を喰らい

20万近いダメージを負い!


落下してくる!


ソラは下で受け止め、

満身創痍の鬼姫は意識が朦朧とする中

『意中の人にお姫様抱っこ』で

抱きかかえられている感覚に酔いしれ


頭は妄想で(式はいつ上げようかしら!)

(子供が二人ぐらい欲しい)とか

妄想しつつ意識を失う!



其処へ背後から声がかかる!


「ソラとやら、長橋さまが

お前の不在の制で苦労している!」


「今回のことは水に流すので

元の場所に帰れ!」


今ならいつでもお前を仕留めれるんだぞ!

そういう脅しの元に

酷く一方的でわがままな要求!


ソラからすればお前が追い出したんだろうが・・・

拒否して困らせたいぐらいだ・・・


というかあの白塗りお化け【長橋】を

さま付けはおかしい・・


もしや・・・


【EMC】エマージェンシーでギルメン全てを緊急で此処に転移させる!


此処に呼び出されて皆が状況を読めない中


アンナさんは荒れた地にかまわず

「これはバーベキューですね!」

勝手に納得して料理を作り始めている!


ノアに

「私のことをばらしたらお前をコロス!」

ソラは小声で脅迫されるも・・・



「皆に伝えたいことがある、

新人でギルドに加入するノア君だ!」

「皆、仲良く頼む!」


ギルド加入要請をソラが出すが秒殺で

ノアに【拒否】される!


「あー長橋さん【ギルド加入要請】を

ノア君にお願いします!」

ノアの前なので馬鹿丁寧なお願い!


ノアは「うっ!」と困った表情をしていたが【長橋さんからの

要請など

能力値はステルスか偽証!

高位の者が身分を隠すスキルで隠蔽


「長橋さん!すまないのだけど!

ノア君の面倒オネガイシマス!」


「いつも通りに命令すればいいのに

気味が悪いぞソラ?」


後ろから睨む【ノアが怖い・・・】

首に鈴をつけて自分の身を護るための

策だが・・・

逆に身近に死神を置く行為かもしれないと

後悔しつつあるが・・・後の祭り


皆でバーベキューを楽しみながら・・・


ノアは永遠と女性陣から頭をなでられ続け

ノア君のギルド加入パーティーは夜遅くまで開かれることになる




     ◆ ◆ ◆



介抱された鬼姫様はソラに叱られて、

元のエリアの支配統治に帰らされている・・・


「貴方があの土地投げ出して

どうするんですか!」

「また支配権をかけた戦乱になりますよ!」


「いや、でもな、私は愛に生きて!

ソラが大事だし・・・」


最後には説得されて肩を落として帰路に就くことになる!


先ほど後任を娘に任して・・

今の旦那二人をボコボコにして離婚してまで

追いかけてきたのにバツが悪すぎる・・・


これは後ろに控えて睨みを利かす

指南役でもするか!


自分は女王に返り咲かず!

ソラへの未練で固まる鬼姫だった・・・






久しぶりのあとがき


名前出すの忘れてて鬼の奥方


鶴松院 カクショウイン 折花 おりばな 通称 折花さん


ストーカー役としてのキャラ

奥さん無理するな!

そういううキャラになった。


現有戦力が凄いからね、

あの地域のオーガのみならず、


オーク コボルト ゴブリンまで

支配に置いている


数万は招集できる


人間の軍隊なら2か国は同時に相手にできる!


オリバナさんが前線に出てきたらよほどの

勇者クラスでもいない限り全滅は避けられないであろう!


HPは少なめの30万だが攻撃力 技 素早さがかなりおかしい数値のMVPキャラ


ソラのギルドに入りたがっている!


私の子分では示しがつかないので駄目です!


堂々と対等にしてくださいと・・・


2015 10/4 日付

これで今までエタってた小説

あとおまけ話 一つあったぐらいで

この先の本編は書いてない


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