2章 エピローグ

エピローグ


教会をソラが訪れ一億ギルをお布施に払い

例の【神様】を待つ!


そして世界が真っ白になる!

「意外と早い呼び出し!」

「そして再開だな!」


「頼み事か?」


「いいや!【対等な取引】だ!」

「まず、お前の【名前を教えろ!】」


「神に向かってお前とは・・・・」


「神に信仰祈りをささげるにも

名前はあったほうがいい!」

「間違えてほかの神に祈りを

ささげてもいいのか?」

「ゼウス ポセイドン ハデス 

ガイア ウラヌスなんでもいい」


「お前に【信仰をささげる】という

ことだ!」


「マジスカ!」


「神がそう軽々しい変な言葉使うな!」


「そうだな役職的にはプロメテゥスに

近い!」


「じゃあ メティウスでいいな!」


「お前になぜ!名前を決める権利がある?」


「名前には魔力が宿る」

「人間に災いを与えたエピメティウス」

「プロメティウスの【逆の存在】も

いるのだぞ!」


「じゃあひとこと言わせてもらおう!」

「まず、神は【万能じゃない!】

世の中に不公平や不幸に満ちている」

「神の【怠慢】か【神に力がない】

からではないのではないか?」


「俺が神になるとは言わん!

【ギブ&テイク】で手助けせよ!」


「人間に善悪」があるように【神にも善悪】があると私は思う!

そうしないと世の中に説明がつかない!」


「どう見ても〖えこひいき〗があるだろ!」


「この世界の【経験値とは魂】だろ‼

そう当たりをつけている!」

「レベルが落ちるスキル【神の奇跡】」

「莫大な経験値が持っていかれ

レベルが落ちる!」


「要は神の【通貨】の代わり、

お互いそれを【融通】しあわないか?」


こちらが出せるのは

『お布施(お金)』『信仰』『経験値』


「あと【神格のシステム】さえ

教えてもらえれば

【神のLV上げをして昇神】させてもよい!


まあ、俺の勝手な【予想】だがな!」


「うーむ!正確には教えられないが」

「一部分はあってて他はあっていない!」

「あるところはルール規約違反に

抵触しそうだしなあ・・・」


「『端的に目的を言う』身体から

【完全に魂が離れたもの】を100名蘇生する」

「私の所持する莫大な経験値を使っても

レベルが10は下がるだろう!」

「それをいくらか軽減するために!」

【神!お前の望みをこちらが

かなえてやる!】


なんということだ・・・

こいつは【立場が逆】だ!

【神に願い事を言え!】叶えてやる!とか【前代未聞】だ!



そして・・・・


ソラは思うそんなものでいいのか・・・

1000人分の信仰並びにお布施 10億ギル


神様【メティウスさん】はかなり

吹っ掛けたようだが

思ったより大したことがない!


神の奇跡で蘇生を行うというお触れを

出す前に!下準備


神殿を清浄な空気の山に建て

【巫女】を10数人集めることにする!

これは都合よく、例のあのバカ、

長橋が監禁していた場所で

最後まで神を信じ祈りを捧げていた者達


そしてできれば【美しく純潔の巫女】

それを選抜して

正当な給金並びに仕事を与える!

これから参拝の客が数多く

訪れることになる、

ちゃんと礼儀正しくお固く、

清楚な方が好ましい

田舎の若い男性との接点のなかった

女性など【最大の戦力】にすらなり得る!



この前の監禁のことでのお祈りを褒め称え

神に仕えることこそふさわしい!

地位や給金を昇給させ立派な

仕事として与え直す!


長橋の方のやり方は間違っているが、

医者の派遣で助かったり恩を感じている人も

少なからずいる、

其の者達も取り込むべきであろう、


酷い話、お金が無ければ医者に通えない

もしくは医者がいない地域と言うものは

たくさんある

この世界は簡単に命そのものが消える、

あの医療行為、派遣の診断医療は

この世界では画期的だ!

今後も使わせてもらおう!


一番問題になったものはあの絶望的な

状態に追い込まれて

必死に戦い抜き生き残ったもの

数多くの仲間の死を乗り越えている

戦友の仲間を無事に蘇生できれば、

【純粋なる感謝】

神の信仰とは別だが【信仰】に結びつく

かもしれない


それと今回の被害者の関係者

家族 友人 恋人

大事なものが生き返るのなら

一時的でも【神への信仰】に目覚めるだろう


関係者を含めると1000人は堅い、

女性が多く集まると下心見えみえの

彼女の欲しい男共は自然に集まる

彼女が信仰を捧げていれば

【巻き込まれるもの】もいるだろう!


そして最大のターゲットは

私の身内や関係者

私に付き従い私のお蔭で成功を収め

幸福になった者達

【信仰心の欠片もない人たち】

私がお祈りを捧げれば、

私に心酔するものは当然右に習えになる!


私が大きな失敗壊滅的な事態にならない

限りついてきて

信仰につながるだろう!


世の中に対しての善行を普通にするだけで

その関係者は増える!

逆に絶望的な状態に追い込まれると

私の様なエセ信者は離れ

本当の意味の信者のみ

神にすがって祈りを捧げ続けるであろう!


そして仮取引をして【カミサマ】と別れる


【口約束など契約としては認めん!

実績を示すのだな!】

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