1話 ダンジョンに放り込まれた乙女たちのデスゲーム3
メアリーは自分と同じよう
な新人を探していたら
フードをかぶり丸眼鏡のやぼったい
感じの女性を見つける!
「あなたは魔法使いですか?」
「もうその台詞聞き飽きたよ!
私は錬金術師」
「どうせ部屋に籠って研究する
オタクですよ・・・」
全く戦力としても期待されなかったので
あろう
だが錬金術師は賢者と言わないまでも
知識の塊メアリーは
埋もれさせとくのももったいないと思う!
「そうだ!此処では多分珍しいものも
手に入ると思うし此処で研究なされては」
「素材があればね・・・」
「私はメアリー名前は?」
「クリス」
そこでリーダーマリーが宣言する!
夜の食事の後3Fまで探索に出かける!
目的は武器防具の収集荷物持ちも募集する!
安心しろ今回は本気での戦いではない!
すでに攻略した階の雑魚狩りだ!
安全なところでついて回るだけと聞かされ
クリスさんも誘い見物荷物持ちに志願する!
そして夕食 誰かが持ってくるのかと
思っていたら
食器の上に料理が表れている
【マジックアイテム?料理が出るお皿】
なのか?転送されてくるのか?
「マリーさんこの食器持ち歩けばどこでも
食べれるんじゃ・・・」
それはすでに試していると、この部屋でないとだめらしい・・・
囚人用の粗末な食事と思っていたら・・・
意外とまともな食事だ貧乏な農村の食事より格段に良い!
たぶん私が思うに私たちを殺すために此処に追いこんではないのだと思う
ちゃんと食事が出て生かしておくつもりは
あるように見える!
次の食事は昼まで出ない!
10時から祈りの真似事
それまでに下の階層に潜って戻る予定
この部屋は待機所なのか休憩所なのか祈りをささげる場所なのか
ある程度の設備が整っている
トイレや火を起こす場所
身体を洗う場所まである
なんでもここにあった備品
丈夫な布の背負い袋それが渡され
荷物持ちに任命される
そして護身用に小型の槍
ショートジャベリンを渡される
私の【得意な武器は弓】なのだが・・・
【お爺様に師事】を受け習ったことがある!
マリーさん私の友達のクリスさんも
お願いします!
一瞬悩んだようだが
「まあいいかついてきな!」
クリスさんも同行が許可される!
「あんたらは戦う必要はない戦利品を拾い
安全にもち帰ることだけを考えろ」
「戦場の雰囲気を味わうだけでいい!」
そしてメアリー【初めての冒険】が
開始される!
その頃、【悪の元凶】長橋の方は
報告を受けている
オートドールのマスターアリスから
「端末のエリザからの情報の
フィールドバックでは・・・」
「あの供養塔の側室の候補に漏れた
出来そこないがあの部屋を抜けて必死に
外を目指していると・・」
「どうせ出ることは叶わん捨て置け!」
「B4Fまで到達している模様」
「なぬ!そこまで強いなら話が違う、
利用できないものか」
あそこは以前の私の能力
【ダンジョンクリエイト】でつくった。
広いフロアの塔 以前の私の住処にいた
アンデッドやあの付近いた
低級の亜人を放したサンプルの牧場
本来なら増殖させてから倒してアイテムを
無限回収するか
あそこのモンスター同士殺し合わせ
LVの高い個体を養殖してから
経験値を美味しくいただく予定
「そうだな素材回収の手間が省ける!」
「下位のオートドールのエリザが居ただろ!」
「あやつに道具屋をやらせよ!」
「買い取りと販売のみ」
「話しかけられてもどうせテンプレ会話をするだけの機械人形」
「仕事以外ではしゃべらない完璧な売り子」
1Fに配置されたエルザが買い取りと
販売をするようになる
品物は
「食料 回復剤 薬草やらポーション
毒けし」
「下位のゴミの武器防具」
収集品と引き換えかオリジナル貨幣の
お札と引き換えてやれ
銅 銀 金貨幣など元手がかかるし
希少金属を使わせるのも煩わしい!
「お局紙幣」「お方紙幣」「君紙幣」
これが変わりで良いだろう
古代の機械で印紙の出来るものがあるで
あろうそれを作らせろ!
幾らでも偽紙幣は作れるなんでも
買い取ってやれ
回収ののち市に流して金に換える!
自動で素材回収してくれる存在
そして価値のない要らないものと引き換え
偉い暴利な取引だ!
1Fの監視だけのエルザが正式起動され
道具屋の看板を出すことになる!
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