とても面白かったです続編期待しています
異世界に転生するとたいていは人か、もしくは人に準じた人型の生物である場合が多いでしょう。この物語の主人公は何と狼(正確には狼型の魔物)に転生してしまったのです。意外と環境順応力が高かった主人公は狼であることに慣れ、もふもふを堪能しつつも大切な家族や仲間と異世界を生き抜いていきます。仔犬の頃から成長していく様子が読みやすいテイストで描かれており、もふもふや狼が好きな人には堪らないものがあると思います!また、人と敵対する生物という目線から、物語が綴られているというのも興味深いところです。
文体的な形式とか一人称でこういう風に、書かれていますと読みやすくてとても好きです。ひとこと紹介にも書いたように、見知らぬ図書館が凄く良い雰囲気がありました。物語の重要部分で解説する謎の図書館、果たして。