0.1.見知らぬ図書館(読まなくても問題ありません)
……お、おはよう。
ようこそ、私の城へ。
へ? ここは城じゃないって?
何を言っている、当たり前じゃないか。
ここは図書館。
そして私はここの司書。
だが、ここは私だけが働いている部屋で有り、家だ。
な? 言い方を変えれば私の城だろう?
……つまらなかったか。
それはすまない。
で、君は何故ここに足を運んだんだい?
とは言っても、私はもうその理由は分かっている。
何か面白い作品を読みに来たのだろう?
ここに来る人は皆そう言うよ。
だからもう用意してあげた。
ま、君に合うかどうかは分かんないけどね……。
つまらなかったらごめん。
てことで、君に紹介する物語はこれだ。
俗に言う転生物と言う奴だよ。
最近人気でね。
こう言うのが好きな人が多いみたいだ。
お気に召してくれたのなら私は嬉しい。
是非とも楽しんでくれ。
『転生したら狼の子供だったけど、仲間を信じて生き抜きます』
略して……転狼信かな。
無駄に格好いいと思うのは、私だけかね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます