03:あてのない約束

あなた「・・・え?」


きみ「冗談だよ、そんな顔して・・・期待した?」


あなた「・・・う・・・ん、ううん違う、そうじゃないって」


きみ「焦らなくてもいいよ」


あなた「ははは、ちょっと酔ったかな・・・まあ、どんなかなって考えちゃったのはあるけれど・・・」


きみ「ふふふ、そっか・・・この前のマッサージのお返しをしないといけないな・・・」


あなた「ごめん、ほんとーにごめん、あれは忘れて」


きみ「べつに怒った訳じゃないからいいんだけどね」


あなた「あの時も酔ってたからね・・・」


きみ「そうだな・・・今回のあなたの恋がダメだったら慰めてあげる」


あなた「・・・まあ、その時はたのむよ」


それからどうでもいい話をして飲んでいた


きみ「あれ?時間大丈夫?」


あなた「あ・・・やば、電車・・・もうムリかな」


きみ「まあ、酔ってるみたいだし、泊まっていきなよ」


あなた「うん、わるいね」


きみ「ソファーにシーツかけて寝ればいいかな、タオルケットも予備があるし着替えはTシャツだけあればいいかな?歯ブラシは買い置きがあるから・・・先にシャワー浴びて飲みなおそうか?」


きみ「うん、そうしようかな」


その後も髪を乾かしながら話をして飲んでいた


あなた「大丈夫?、もう眠そうだね」


きみ「うん、そだね・・・そろそろ」


そういいながらうとうとしている


あなた「私も眠くなって来たな・・・ベッドまで運ぼうか?」


落ちかけていた彼女をベッドまでつれていく


あなた「大丈夫」


きみ「・・・うん」


ベットに横になりながら私の首に腕を回してくる


そのままベッドに引き込めれるように一緒に横になってしまった


きみ「・・・ねぇ?」


もう寝ていた、なんとなく笑顔で


きみ[・・・かわいいな・・・やばい、私も眠い]


なんとなく身を寄せてそのまま寝てしまった




朝、目を覚ますと不思議そうな顔で私を見ている彼女がいた。


目を合わせると


きみ「おはよう、なんでいっしょに寝ているんだっけ?」


あなた「やっぱり、説明が必要だよね・・・」


きみ「・・・なんかしてたら、ごめん、先にあやまる」


あなた[・・・それはそれであやまられても困るかな・・・]

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