第31歩 昼の芸術、夜の芸術 (パリ)

25日目

予定が少々狂った。博物館とかお店は月、火のどちらかが休みが多いので要注意です。


ホテルで1泊延長お願いして、

日中はフランス映画「アメリ」の舞台になった、「サクレ•クール聖堂」とその周辺の街を散策してました。


パリの地下鉄は複雑です。

今までで一番複雑です。

最初意味がわからなかった。


なんなのだろうか、、、

行き当たりばったりに、掘ってみました!レール這わしてみました!電車走らせてみました!感。


複数の地下鉄が縦横無尽に重なり合って走っています。乗り換え乗り換えが基本です。そして、必要以上に駅がかぶっていたりする。、、、謎。


そして、

1回乗るたびにチケットを買って、市内なら何回乗り換えても1枚のチケットでいけるのですが、、毎回約250円かかる。案外高くつく。


ここまで長居するなら10枚綴りのちょい安いやつを買っておくべきだった!とちょい後悔してる次第です。


ただ、電車が来るのはめちゃ早い!

5分に1本走ってます。それが凄い。


新しい車両は自動ドアですが、古い型はボタンをプッシュする「寒冷地仕様」です。レバーを捻ると開くタイプもある。


最初わからずに、

ぽけーッと扉の前で立ってた。


すみません。

シティーボーイなもんで。


パリは正直言って、治安があまりよろしくないです。移民問題があるとは思うのですが、、、


どの国でもホームレスと物乞いはいるのですが、パリで驚いたのがその年齢層が低い。ファミリーホームレスが普通にいる。赤ちゃん抱えて道端で寝ていたりします。


物乞いは他の国だと断れば、あっそ、って感じで去って行くのですが、パリのはしつこいです。


そして、i-phoneすられた。


若い女性集団が署名活動みたいな感じで寄ってきて、断わってるのに執拗に寄ってきて、ズボンの後ろの右ポケットから抜き取りやがった。


すぐさま、腕を掴んで、一睨み。

「私のお尻は敏感なのだよ」


素直に返してくれました。



常に気を張っていなくてはなりません。

ATフィールド全開です。


1度ホテルに戻って、夜の芸術的教養を深めようと、、キャバレー「クレイジー•ホース」のショーを見て来た。


パリはキャバレーも有名です。

「ムーラン•ルージュ」とか「リド」はめちゃ高なのですが、[クレイジー•ホース]は若干だけ安い。


それでもショーのみで€65。

約8450円。


ヤバいね。

セレブリティ溢れる人達がボトルをあけてる。メニュー表を見てたけど、1番高いボトルが€3935=約51万円。バイク1台買えるね。余裕で1年間生活できます。


運転手付きのマセラティで乗り入れているセレブとかもいた。


瓶のコカコーラが1300円です。


私はラフなティーシャツを着て、1人でソファーに座り、足を組み、実は日本人の只ならぬ実業家的な雰囲気を醸し出してました。


飲み物?喉は渇いてないんで。

のーさんきゅー。


店の売り文句が「Let's go CRAZY!」ですが、本当に異世界な感じでした。洗練されたエンターテインメントの極み、みたいな。照明演出が凄かった。


それ以上の詳細は私からは答えられないが、あえて言うのであれば、最高峰のおっぱいである。


それにしても、パリは寒い。

スイスの次に寒い。時期的になのか、風が凄い。手が冷えます。お腹冷えます。


芸術の都、パリは今日で終わりです。


あまりにも寒いので、明日は南下して、

マルセイユへ行きます。



予定になかった思いつきです。

理由はバターサンドが好きだから。


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