第7歩 レンガタウン (ローマ)

飛行機に乗っている間に、イタリアの入国審査での返答を予習して挑んだのですが。



私「ぼ、ぼ、ボンジョルノ!」


審査官「...........。(スタンプ)バン!」



以上、

ボンジョルノで入国審査終わりました。

これが、日本のパスポートの力というやつか、、。


飛行機上でのトラブルはというと、、

「シスターに飛行機の席乗っ取られた。」

ぐらいですが、なにごともなくローマ空港に到着。


ローマ・テルミニ駅の近くにある「フリーダム・トラベラー」という格安ユースホステルを予約したのですが、全然見つからない。


え、ここで死ぬの?

まだ序盤だよ?


地図を見ながら同じ場所をぐるぐる彷徨う。

言い訳がましいが、私は地図に強い。

だが、明らかに地図上でマークされている場所が更地になっている。


騙されたのか?と思っていると、同じようにバックパック担いで迷っている女性がいた。仕草でわかる。同じホステルを探している。


話しかけ、一緒にホステルを探し歩き、なんとか見つかった。マークの位置と全然ちゃうやんけわれぇ!



初日野宿を本気で覚悟していました。



宿の管理人の話は最早英語なのか、イタリア語なのかもわからず、とりあえず頷いておいた。ダメ社員のいけないクセですね。


一緒に話聞いてた英語できる人が頷いていたから、多分英語なんだと思う。



初日は午後からローマ市街地をぷらぷら散歩をして、ポポロ広場まで歩きました。


凄いね、観光地どこにでも軍隊がいる。

常にテロに対しての厳重体制です。

普通にアサルトライフル構えてるからね。


話では聞いていたけど、街は汚いです。ゴミだらけ。

それに加えて、奴ら手の届く範囲に平面があればスプレー振るのな。


でも、街並みは凄い、歴史詰まってる。建物ヤバい。

私の語彙力で最大限表現すると、ローマ、ヤバい。


建設業界人としての観点から一言いうと、

ローマ人、、どんだけレンガ好きなんだよ。


古代建築物はどれもこれもレンガ造です。

レンガレンガレンガレンガ。



そして、観光地にはだいたいアジア人がいます。

中国人と韓国人と日本人、めちゃ多い。



ちなみに、ホステルを探して一緒に迷っていた女性はウクライナ人だったのですが。


「正直、中国人も韓国人も日本人も同じ顔しててわかんねぇっぺ!」と英語で言われた。


私は彼女に第一声で「あー ゆー あめりかん?」

と聞いて失笑されているのでおあいこである。


私の目から見て、外国人はだいたいアメリカ人なのである。彼女の発言を訂正する立場に私はいないことを改めて思った。


観光地では道を聞くし、道を聞かれます。


やっぱり、アジア人なのでアジア人顔をしている人を見ると、安心して声をかけます。


中国人です。韓国人です。

失礼しました。ごめんなさい。


私も声をかけられます。


「你好」「アー ユー コリアン?」



正直、アジア人も見分けついてないっぺ!




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