第三章 ノーヴル・ラークス

設定 WP-02Fについて

 全高:3.2メートル 重量:7.4トン(標準兵装時)


 初代のウォー・パフォーマである01型の運用実績を元に、その後継機として新規設計された02型の最後期生産モデル。01型とは見た目に顕著に変わった点は無いものの、装甲形状の変更による耐弾性の向上や背面ブースターの出力向上など、細かな点が変更されている。また、最後期モデルであるF型は制御システムのアップデートによって操縦の反応速度が増しており、より直感的な動作を可能にしている。

 基本兵装は対WP用制式マシンガンと近接戦用の振動式メタルナイフ、一般型のシールドとやや抑え目。しかし、01型に比べて追加兵装が豊富に用意されており、用途に応じて兵装を換装し、柔軟な運用を行えるのが02型の真価であるといえる。


D型……作中でナオキが運用している機体。機体全体に追加装甲を施していて、動きは最も鈍重であるが防御力は高く、作中でもスペクターのマシンガンを寄せ付けなかった。基本装備は肩部の対WP用小型ミサイルランチャー二門、右腕部の固定型ハンドガン一門と専用の大型防護シールド。シールドは機体全体を覆い隠せるほど巨大で、その中に操縦者や保護対象者などを隠すなど幅広い用途に用いられる。C型装備とは併用不可。



 A型……作中ではジャックとアレク隊長(C型装備と併用)が用いている機体。機動力と火力の両立を目指した兵装で、全身に火器をバランスよく配置しており扱いやすい。また、C型装備との併用も可能であるため指揮官・一般兵を問わず広く用いられている。基本装備は肩部の小型ロケットランチャー二門、腰部の小型速射砲二門、接近戦用の大型アサルトブレード、さらに脚部に携行する火器の予備弾倉を装備することも可能で継戦能力を高めることができる。なお、専用のシールドはないものの一般機のシールドの流用は可能。



 C型……作中ではアレク隊長がA型装備と併用する形で使用。やや儀礼的な側面が強く、専用のシールドとやや大型の振動式ナイフ、それに増加装甲とオプション装備であるホバーユニットを標準装備している。しかし、そのままでは実戦で火力不足が否めないことから、通常は火力の高いA型装備との併用で使用されている。



 FS型……作中未登場。制空支援任務のために用いられる装備。背面のブースターを三つに増強、姿勢制御用のバーニアユニットを脚部に追加するなど全面的な改修を施しており、通常の装備とは一線を画する。基本兵装は肩部の可変翼に搭載されている中型ミサイル四発と腰部の固定式マルチランチャー二門。


 他にもI(interception)型、M(Marines)型装備などが存在している。

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