日次更新の長所短所
ダイスの出目に任せて書き続け、早くも二ヶ月が経過した。
毎日書いてみたわけだが、ざっくりと所感を記してみようと思う。
長所は文字数の増加ペースが速いこと。この話で5万文字を越える勢いである。二ヶ月でそこまで到達できたのは日次更新をしていた点が大きい。
ネタ帳にまとめた後に書いても一見変わらないように見える。けれども、ひとつのことに集中出来る時間には限りがある。特にこのような……別にやらなくても何もデメリットがないような作業は、なかなかやろうと思わない。
これは物語でいうなら、話の進みが速くなるし、結果的に短い時間で作業を終わらせることも出来る。他にやりたいことがあるのなら、宿題はさっさと済ませるのがベストだろう。
あとは、次の話を書くハードルが低くなる。書いているのが好き勝手なエッセイであることも大きいが、毎日載せる以上、品質が最高のものが出せるわけでもないし、それが理由で見られなくても別に大したダメージにならない……と割りきれる。
良い意味でも悪い意味でも期待はしなくなる。心残りがあれば、また明日書けば良いだけのことだし。
それでも100万文字とか書ける人は単純に「すげえなあ……」と感嘆してしまうが。
短所。
一日でも欠かすと途端に連載が苦しくなってくる。仕事や体調の都合でどうしてもその日に書けないとなったときに、途端に二日分の作業として襲いかかってくるのだから。
ノルマを低めに見積もって本当に良かったと思う。勢い余って毎日2000文字更新しますなんて決めていたら、三日坊主も良いところであった。
ネタ切れは心配なかったが、文章の構成が似たり寄ったりになるのはムズムズする。毎日書いているから嫌でも気付いてしまう。「と言っても」とか「しかし」とか何回使うんだよと。
これはエッセイ用のテンプレートが出来かけている兆候ではないか。最終的にはテンプレートにそれっぽい文字列を投げ込むだけで、意味深なエッセイの完成である。マクロを作って、ボタンを押しただけで今日分の作成を終わらせることができたら、今後どれだけの時間を削減できるだろうか……これはこれで夢のある話だ。
総じて危ない局面も多くあるが、それに見合った体験であったように思う。10万文字の目標も折り返し地点。今後も極力は毎日更新できるようにしていきたい。
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