妄作論

新作欄ジャック

　この方法が果たしてうまくいくかどうかは分からないし、そもそもグレーな方法である気がするのだが、頭に浮かんできてしまったのだから、書くしかない。

　ここまで毎日のように妄言を垂れ流しにしてきたのだが、確認してみた限り、新作欄に表示される期間は専ら1、2分であり、予約投稿が出来るような時間帯だと表示すらされないことすらある（出てはいるが、同時刻に挙げた作品によって上書きされているのだろう）。

　この状態では、フォロワーの方、または何らかのイベントに出る以外で、この作品がユーザーの目に留まることはないということになる。

　……

　…………

　本当だろうか。

　どんな制約でも取り除けるのなら、留めるための方法は存在している。

　簡単なこと。表示されなくなる前に、次話を投稿すればいい。

　一分ごとに投稿する。これにより一日中、新作欄を貸切ること（・・・・・）は出来ないだろうか。

　一日は1440分だから、相当のストック（一話500文字だとしても72万文字）が必要だし、分間隔で1440回公開ボタンを押すという作業も発狂しそうにはなるだろう。

　が、これによって得られるものも、決して少なくはないだろう。なんたって、ほぼ一日中、カクヨムユーザーの視線を集めることが出来る。

　ここまでやって、それでも見られない、評価されないとなると……よっぽど間が悪いのか、中身がいまいちということになりそうだ。

　一日で1440話も増えてたら色んな意味で興味をそそる。

　もっと考えるなら、全部別作品（・・・）にしてしまえば、仮に新規アカウントだとしても、わずか一日で0作品から1440作品もの作品を展開する超ベテランになる。

　そして一日中、同じ人の投稿した作品ばかりが新作欄を埋めることになるのだ。それぞれ別作品なので、一枠だけでなく、多くの枠を独占することになるだろう。

　中身がしっかりとさえしていれば、措置は取れないはずだ。心象は悪いだろうが、印象は残せるだろう。