学校一の美少女の好きな人は俺でした⁈

クジクジラ

第1話 学校一の美少女「天月可憐」

「好きです付き合ってください」

突然だが学校一の美少女に告白されました



時は昨日まで遡って5月21日


俺は高校二年生の普通を愛し普通に愛された男

「田中翔太」

いや名前も普通〜

俺はこの日ホームルームが終わり毎週の習慣である図書室に本を読みに行こうと思いながら図書室に向かった。

試験が近いせいか人が多かった俺はあまり人が多いとこは好まないが本を読みたいという思いがそれに勝り席に座った

すると前の方から声が聞こえた

「おい、聞いたか天月さんがサッカー部の野々村先輩をフったって話」

「やばっまじかよw」

右前の席の男子達が話している声だった

話にでてきた天月さんとは天月可憐といってこの神ヶ崎高等学校で学校一可愛いと噂の俺でも知ってる人だクラスは俺と一緒のB組

まぁ、俺とは全く縁のない人だ

「コラッそこ図書室では静かに!」

話をしていた男子達が図書委員の子に怒られていた

時間も遅くなり図書室も人があまり居なくなった時間をみると7時になっていた

「そろそろ帰るか」(ボソッ)

俺は小声でそう呟いて図書室をでた

「やばっ」

俺は校門を出る一歩前で教室に課題を忘れたことに気づいた

修了のチャイムがもう少しでなりそうなので諦めるという手もあったが

「急げば間に合うか」

俺は走って教室へ向かった

修了時間前ということもあって人は全くいなかった

そして三階にある二年B組の教室の前まできた

俺はこの時帰ってればよかったと後悔してる

扉を開けると誰も居ないかと思ったらさっき噂になってた天月可憐がいたしかも寝ている

俺の席で…




俺の席で⁈

「なぜ天月さんが俺の席にいる?そしてなぜ寝ている?どうして?なぜ?why?」

動揺して大きな声をだしたせいか天月さんがあくびをしながらおきた

「おはよう…」

びっくりして挨拶をしてしまった

そのせいで天月さんがこちらに気づいた天月さんは顔をあかく染めてこちらを向いてきた

俺は彼女の口元に少し垂れてるよだれをみて

ハンカチを自分の顔をさしながら指摘したそうすると彼女はもっと顔をあかくしてハンカチを持って教室を出て行った

俺は彼女が出て行った教室の扉を呆けた顔でみながら

「なんだったんだ…」

そう呟いた

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学校一の美少女の好きな人は俺でした⁈ クジクジラ @awey

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