アダムスミスの天才ぶりの片鱗
アダムスミスは、子供の頃ジプシーにさらわれてしまうという、とんでもない経験をしている。
まあ、なんとかすぐに救出されたのだが、その時に経験したことがきっかけかわからないが、大学を出た後、学者の道へと進み、哲学の造詣を深めていくことになる。
哲学を研究する際に出版した『国富論』が評価され、経済学の祖となる。
しかし実務は苦手だったようで、こんな逸話が残っている。
彼がある職についた際、公文書へのサインをやらなければならなかったのだが、そのやり方がわからなかった。
それに気づいた秘書が、前任者の書類を彼に見せた。
「こちらを参考にして、サインをしてください」
「ありがとう。そうさせていただくよ」
そして彼は、前任者のサインを、公文書にサインした。
なんというか、まあ、天才だからこそなんだろう。こんな天然な逸話が、彼の天才ぶりを証明するような逸話として残っていることが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます