数学者ファルカン・ボヤイとその息子
ハンガリーの数学者ファルカン・ボヤイは、一八三一年に、数学の入門書を出版した。
その際に、二十歳の息子であるヤーノシュの書いた二十六ページの小論文を付録につけた
すると、なんとそれが非ユークリッド幾何学の基礎となり、付録のほうがとんでもない価値になってしまった。
父親であるファルカンは、さぞ複雑な気分であったろう。
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