第69話 民事的な対立を、ロボットバトルで解決する未来の夢

民事的な揉め事をロボットバトルで解決するようになった近未来(?)の夢。

 

町内の小規模な団体同士が揉めて、ロボットバトルが行われることになる。

 

相手チームは折りたたみ式の小さなショベルカーを出して来る。

 

こちら側は、アウトドアでBBQする時のコンロみたいな形をした“炭焼き機”。

 

こちら側の動力は電気らしく、普通にコードが付いていて、コンセントに繋がっている。

 

(一応、動き回っても大丈夫なように延長コードにしてある。)

 

何で“炭焼き機”なのか、こちら側のリーダー(という設定の、知らない人)に訊くと、「炭を焼いて、周囲の飲食店に売れば金が入ってくるから」とのこと。

 

どうやらバトル終了後の残金も、勝敗に影響してくるらしい。

 

『いきなり飛び込み営業して、炭なんて買ってもらえるかな?でも、焼き肉店とかなら炭のニーズはありそう…』などと思いながら、国道沿いに飲食店を探す。

 

しかし、新型コロナの緊急事態宣言により、飲食店はPM8:00には閉まってしまうため、国道沿いにはモスバー○ーの灯りしか見えない。

 

リーダーに「コロナのせいで、やっている店はモ○とマッ○くらいです」と告げる。

 

ハンバーガーチェーンは何故か夜8時以降も営業している設定らしい。

 

バトルが始まると、こちらは防戦一方で(攻撃手段が無いため、逃げ回るだけ)、向こう側の完全勝利。

 

炭焼き機は壊されて使いものにならなくなってしまい、こちら側のメンバーたちが「もっと、この部分だけを攻撃してくれていれば、残りの部分が使えたのに、もったいない」と文句を言っている。

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