祭りのあとの

ひときわ明度が上がったような

きらきらまたたき 輝いていたような

あの時間たち


沢山の煌めきを この心に残してくれた



楽しかった一夜が 静やかに明けてみれば

まるで 夢から醒めた心地で


そこには現実が 自分を待ち受けている


でも お祭りの余韻は

まだ胸にじわりじわりと 広がっていて


魔法みたいに 日々をあたためてくれるんだ



大丈夫だよ


寂しくなったら

次のお祭りへ 飛び込めば良いんだから


きっとまた沢山の煌めきが

貴方を迎えてくれるんだからね



◇後書き

短編の「あめ玉」のみ投稿していましたが、詩集として連載することにしました。

のんびり更新しますので、お付き合い頂けると嬉しいです。

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