第6話 現代の魔女狩り
情報多過による無知とも言える今の情報社会において、国民の一人一人が
魔女狩りも自粛警察も、無知による集団ヒステリーか、情報氾濫で無知による粛清か、という違いはあれど、皇帝や政府といった政治の中心が求心力を失っていること、民衆が先の見えない不安の中にあるという状況が、どちらも似ていると思うんだよね。
世界で見てもコロナウィルスによる第2波や第3波により、まだまだ混乱が見られ、秩序が危ぶまれている地域もある。それでも明るく乗り越えようとしている人たちいるし、そういう人の輪が広がれば、トラブルが増えることも魔女狩りが現代に蘇ることもないと思うんだよね。
今は日頃意識しづらい自分を見つめ直し、自分ができることを見つける準備期間だと思う。例えば、外出を控えることだって十分できることの一つだし、趣味を見つけることだって、できることの一つだから。
「歴史は繰り返す」と昔の人は良く言ったものだと思う。だけど、必ずいつかは開けるから、自粛が解除されて自由に外出できるようになった時に備えて堪える時だと思う。これは我慢しろというわけではないよ。
耐えるは、精神的・肉体的に辛いことを我慢して辛抱する事。
堪えるは、精神的・肉体的に辛いことに打ち勝つために辛抱する事。
私は、一人一人が自身を楽しく思いっきり磨いてバージョンアップさせたら、このコロナ禍を乗り切れると信じたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます