第18話 人間は脆弱なのだから
『―――!!―――!!』
『―――、―――、―――!!』
……よば、れてる。……さっきまで……何、してたんだっけ。
「レディア。」
「……らぐ、なろく……?」
「全く、無茶をしおって。とりあえずノアの勧誘は完了した。アンドロイドも感謝する、しかし4体分もその体調で作ろうとするな阿呆め。」
優しくベッドに寝かされ、肩まで布団を掛けられてしまう。
『……大丈夫?』
『貴方、今度は大人しくしてなさいよ。動いたら許さないんだから。』
まだ、アンドロイド使ってくれてないんだ……。
「レディア、私は食事を作ってくるが必ずそこに横たわっていろ。ツチノコとイージスにお前が少しでもベッドから降りようとすれば連絡するよう言ってあるからな、無駄な足掻きはするな。」
まだラグナロクが話をしている気がした物の、抗う事すら叶わずそのまま意識を落とした。
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